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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

戸越散歩

赤外線フィルムをカメラに詰めて近所を散歩した。
戸越散歩999-25
普段眼にするなんでもない風景が、異なった世界に変貌する。
眼で見、そして理解した世界と、赤外光でフィルムが記録した世界の違い。
眼はいったい何を見ているのだろうか、不確かさを感じてしまう。 
戸越散歩999-29
ハイキーな明るい午後の公園がそこに出現する。
隣は何をする人ぞ??
戸越散歩999-32
赤外光に強く反応(反射)するものがないと、普段見慣れた硬調なトーンの写真になる。
戸越散歩999-35
撮影したのが約一ヶ月ほど前。まだ紫陽花の花が残っていた。
紫の紫陽花でしたが、葉を含め白く写っていた。
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使用したカメラは1951年製のKievⅡ、
レンズは1983年製 Helios-103 53mm F:1.8 いずれも旧ソ連邦ウクライナのキエフで製造されたもの。
いいレンズだと思う。
10年ほど前に購入した。2000円くらいだったと思う。
コーティングが弱いという指摘もあるが、そうは思えない。
レンズにブルーやグリーンの色がついていないのでそう思うのかも知れない。
レンズの色は、ほとんど無色(白色の反射)。
ただし、開放絞りでは、ハロが出て解像度は劣る。
少し絞る(f:2くらい)とびっくりするくらい改善し、高精細なネガを得る。
もともとF:2のレンズで設計したのではと勘ぐってしまう。
F:2のレンズではアピールしない、無理にでも明るくとF:1.8にしたのでは??

日本光学は、
世界最高の明るいレンズのキャッチコピーで、
ゾナータイプのS型ニコン 50mm F:1.4を売り出した。
それに対しツアイスは抗議したようだ、ゾナーそのものだと。
ツアイスの技術者は知っていた。このゾナータイプではF:1.5が限界、
それ以上明るくすると、ツアイスの保障するレンズ性能は出せないと。
実際、S型ニコンの50mm F:1.4レンズを試したことがある。
絞り開放ではゴーストとフレアーが出やすかった。
F:2のレンズでは 絞り開放から、問題のない写りだった。
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もう50年以上昔の話だが・・・・
ニコンSPを購入したとき、そんなテスト撮影をしていた。
そのカメラとS-Nikkor 50mm F:2レンズは 今も現役で活躍しています。
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  1. 2017/08/05(土) 08:35:45|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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