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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

大崎 坊主坂にて

正式には峰原坂と呼ぶらしい。
そんな立派な名があるとは知らなかった。
立正大学のキャンパスがあるので、
子供のときから、この坂を「坊主坂」と呼んでいた。
いまは、さすがに「坊主坂」とは呼べないだろう・・・・が。
坊主坂1005-39
坂の上り口には大崎警察署がある。
一台の車が停車していた。窓には、山手通りに建つビルが映っていた。
坊主坂1005-40
紫陽花にピントを合わせて撮影。
f:3.2まで開けたが、ボケは六角形、玉ボケにはならなかった。
坊主坂1005-41
絞りf:3.2、スナップで撮影するにはやや絞りを開け気味にした。
中景(画面上、手前から1/3に位置)にピントを合わせると、
遠景の像の崩れもそれほど気にならない。
全体、意外とシャープな写真になる。

戦前(72年以上前)のノンコートレンズだけど、今使っても、問題はない。
使用に耐えるだけの画質を出すことはできていると思う。
レンズの違いより、フィルムの違いのほうが、表現の幅は広がる。
さらに、現像法(スキル)の優劣で、写真表現の質が変わってしまう。
カメラは自動化されていないものほど、面白い。
この遊び、金をかけたからって、できるものではない。
遊ぶ人の覚悟、技量が試されているようなもの。
趣味とするなら贅沢な遊びだなぁと思う。

勿論、写真を趣味で楽しむ人もいれば、道楽で楽しむ人もいる。
道楽ならケチなことは言ってはいけない。
欲しいものは金をかけて手に入れろ。
すごい写真と賞賛してくれる写真を撮ればいいのだ。
そんな楽しみ方、道楽もありだろう・・・・とは思うけど。

今度は、ライカの古いレンズで「お散歩カメラ」してみます。

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  1. 2017/08/03(木) 22:17:05|
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もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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