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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

暑いので、夕方になってから 近所を少し散歩

キャッチーな写真を撮るなら、日差しが低い夕方、あるいは早朝がいいのだろうが、小生の「散歩のカメラ」は、面白いと思ったものにレンズを向け、記録のような気持ちで撮っていので、昼間の散歩が多い。
でも、さすがの暑さ、このごろは、夕方の散歩となり、時間も短くなっている。
カメラは、使い慣れたレンジファインダーカメラ、露出計も内蔵していない、きわめてシンプルな古いカメラを手にすることが多い。絞りとシャッター速度は、勘、よく言えば 直感でカメラを向け、直感で露光を決め、シャッターを切る。時々、濃いネガや、薄いネガを作ってしまうが、まあ、それも一興と、あまり気にしない。白飛びしても、まあいいかという杜撰さなので、まじめに写真に取り組んでいる方から見たら、眉毛をひそめるような態度である。
小生に適正露出という考えもない。カメラがこれが適正と教えてくれないから。空から来る光を感じ、何を撮りたいかを考え、それにあわせて露出は決めている(勘です)。現像したあと、調子のよいネガができたら、それが適正露光だったと思っています。
ウインバロックの写真が、あまりに綺麗なので、「露出を決めるコツは?」と質問した人がいる。ウインバロックは「ゴッセンの露光計ではかり、あとは、エイやとシャッターを押すだけ」と答えたという逸話が残っています。小生はこれを曲解(自分なりに解釈したつもり)し、自分のスタイルにしています。思いがけずチカラのある写真が、たまに撮れるので、そこが面白い。デジタルカメラを使いこなそうと、時々挑戦するのですが、反対に カメラに撮らされている(使われている)ような感覚になり、面白くない。紙に焼く(プリント)するまでの過程も楽しみです。達成感が違いますよ。
散歩563-15
カメラはKievⅡ(1951年製)ソ連製のコンタックスです。設計は戦前のまま、ネームプレート以外の内部のメカは、戦前のツアイス製の部品で組み立てられていると、信じています。レンズは、ツアイスのテッサー50mm F:2.8。これは戦前の製造で、当然ながらノンコート。
レンジファインダーカメラで、こういう草むらを撮影するのは難しい。ピントを合わせるのが厄介です。ファインダーを覗くと、遠くの草まではっきり見えているので、手前の草にあわせようとしても、後ろの草との区別がつきにくい。一眼レフなら、後ろの草はボーとするので、合わせたい草を見つめるのは簡単です。最短で0.9mまでしか近づけないのも欠点。KievⅡにはブライトフレームもなく、パララックスの補正もしてくれません。NikonSPなら、ブライトフレームがあり、パララックスの補正もありますが、それでも、実際に写る範囲の90%程度の視野率でしょう。このごろのデジカメは、液晶画面に表示、視野率はほぼ100%が常識。
そんな、使いにくいカメラですが、手になじんだ古道具は、手放せない。適切に修理していけば、まだまだ、使えます。
散歩563-18

天に昇るつる性の植物。ジャックと豆の樹? 夕暮れのどんよりとした空に向かいに伸びていく・・・
つるをシルエット風に出そうと思ったので、絞りf:8 シャッター速度1/50秒で撮影。植え込みの樹は黒くつぶれました。黒くつぶれたところは、何も写っていないのと同じ? 
散歩563-17
少し迷いましたが、円錐の石の質感を出したかったのでf:5.6/50secの露出を選びました。逆光気味ですが、ノンコートテッサーでも、この程度ならゴーストは抑えられ、コントラストもまあまあでしょう。今のすばらしいレンズと比較してはかわいそう。テッサー、意外に、がんばっています。
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  1. 2013/08/21(水) 07:37:37|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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