昔、写真を撮り始めた頃、
カメラ雑誌にはオルソフィルムで育ったカメラマンが健在で、
フィルターの特性など、こと細かく解説しているのを読み影響を受けてしまった。
しかし、当時でも、市販されているフィルムはほとんどがパンクロになっていて、
眼で見たトーンと、あまり変わらない感度特性を持っていた。
最初は使ていたが、だんだんと減り、街でのスナップには使わないようになっていた。
フィルターを選んで付けるのは、
対象を飾り立て、ドラマチックに仕上げようとする意図を持っているから。
ある意味姑息な手段かもしれない。
それでも、意図したトーンにしようと、
今でも、必要と感じたらフィルターを使う。
しかし、更に特殊な効果がある、ソフトフィルター、クロスフィルター、ハーフフィルターまで 手は伸びなかった。
一種の悪ふざけのようなうしろめたさを感じるのだろう。
これは遊び・・・と割り切れば、身の回りにあるものを工夫してフィルターを自作すればいい、その程度のものだろう。



フィルターになりそうなものを、家の中の不用品のなかから探す。
透かして見て、どう撮れるか想像しながら、フィルターをつくってみる。
それは、それで面白かった。
キャッチーな写真を作りたくてフィルターを作る。
創意工夫は、すべきだが・・・
動機不純だなぁ。厚化粧させても 結果オーライならいい?
これ、花を弄んだことになりはしまいか?
ちょっと 心の中がざわついています。
スポンサーサイト
- 2017/04/21(金) 11:06:53|
- 桜
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0