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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

品川インターシティ

品川インターシティのキャノンギャラリーSで 
奈良原一高の写真展が開催されているというので
散歩がてら見に行った。
品川インターシティ962-20
時刻は4時を過ぎていただろうか、ようやく桜の開花が始まっていた。
記念にと撮影したが、鬱々とした雰囲気の写真になってしまった。
光線のなせる業、小生の心象ではありません。
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展示された作品は、
印画紙に焼かれた作品を、スキャナーで取り込み、一旦デジタル化し、
キャノンの大型プリンターで大きく印刷したもの、とのことだった。

ベニスの夜景、

日本刀


それぞれ力作、ケチのつけようもないが、
4つのシリーズを同時に見せられると、困惑してしまう。
奈良原一高の視点が、判らなくなった。(追えない・・)

写真家・奈良原一高、技量は確かに一級だと思う。
文句ないほどうまく撮っているけど・・・予定調和的な切り取り方に思え、感動できない。
昔、雑誌でみた奈良原一高は、予定調和から離れた刺激的な作品があったような気がする。
とびぬけた人という印象を持っていたのだが・・・
あれは、違う人の作品だったのだろうか?

この4つのシリーズに共通する奈良原一高の視点(カメラの眼)とは何なのだろう?

能、日本刀、禅  これらは特別許可をもらわないと、撮れるものではない。
それだけで 強いインパクトをもつ対象。
どう撮っても、アトラクティブだろう。
撮る対象が力強いからといって、写真が力強いわけではない。
いくら上手に撮れていても・・・・その精神まで 捉えられたか・・・
切り取り方が 意外と類型化している気がした。

奈良原一高の写真展 4月24日まで開催されている。
もう一度 確かめに見に行こうかと思っている。
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  1. 2017/04/08(土) 17:58:18|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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