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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

銀座 松屋 「世界の中古カメラ市」へ

それほど欲しいカメラがあるわけではない。
あったとしても、ぶらぶら遊んでいる身、先立つものもない。
それでも 通知が届けば見にいく。
中古カメラ
新宿のアルプス堂・・・216万円のライカM3!! 手が出るはずもない。
でも、欲しい人はいる。
購入したとしても、フィルムを詰め、撮影に使うことはないだろう。
防湿棚、あるいは応接の飾り棚に置いて、眺める。
所有しているだけで満足できるなんて、なんと幸福な人だろうか。
銀座953-5
地下鉄で銀座へ、地上に出ると 銀座通りは歩行者天国になっていた。
銀座953-11

銀座953-8
外国の方だろう。いまはスマホがあれば道に迷わないのだろう。
熱心に、スマホを見つめている。ポケモンGOではないと思うけど。
銀座953-7
銀座通り、シックで綺麗な女性、外国のフォトジェニックな人も 多く歩いているが、
この方が一番、存在感のある方だった。20mくらい前にいるときから注目していた。
綺麗なお姉さんより、この人に眼がいく。
思わず追っかけ? ストカーと間違われてしまいますね。
そんなことはできません。
さっと、すれ違いざま、秒撮させていただきました。
------------------------
カメラを持ち上げ、ファインダーで確認したらすぐにシャッターを切り、
何ごともなかったようカメラを下げる。
その間 1,2秒。
スナップ写真を見れば、どの高さで撮影されたものかは ほぼわかるものです。
腰の位置から撮ったなと判れば、対象に気づかれないよう、
ノーファインダーで撮ったのだろうと。

ファインダーに眼をやろうとも、盗撮は盗撮だろうと言われれば それまでだが、
一応 撮りますよという 合図にはなっている。
現像後、ネガを拡大し、鋭い目でカメラを見る人が写っているカットは、没にするようにはしています。
カメラを下げ 知らぬ顔してノーファインダー撮影するよりも 少しは盗撮感が下がる。

雑踏に立てば、スマホで 仲間同士 撮り合っているのも見かけるので、
その中に紛れれば、街撮りスナップ 至極簡単だろう。
しかし、手軽なだけに、撮った人の視線/工夫を感じなくなっている。
簡単に綺麗に/意図したように撮れてしまうので、それで満足してしまうのだろうか?
手慣れているが、ありきたりのうまさでは・・・・

対象の仕草をしっかりと見つめているだろうか?と危惧してしまう。
フィルム時代のプロの眼は鋭かったと思う。
所作を見抜き、予想し、カメラを構え、その少ないチャンスを切り取っていた。
簡便になると、技能の低下を招くのかもしれません。
--------------------------------
「世界の中古カメラ市」 例年見ている。
めぼしいものなど あるはずもないと思いながら、
それほど広くない会場にも関わらず2時間も滞在してしまった。

できれば ContaxⅠについていたゾナー50mm F:1.5のレンズを探し出したい。
そして、それが もし安かったら・・・・心 惹かれて 購入しちゃうかも。
驚いたことに 未だ使えるContaxⅠ(通称ブラコン:ブラックコンタックス)を飾っている店が3軒あった。
しかし、ついているレンズはいずれもテッサーだった。
ブラコン時代の50mm F:1.5ゾナーはないか聞いたが どの店もないという。

露光計が壊れたオリンパスPenが微妙に高い値で出ていた。
完動品なら一万円、ジャンクなら500円でも高い。
露光計以外は動くので、自分で絞りやシャッターをセットできる人なら使えるという・・・・
ちょっと心が動きましたが・・・パス。

ライカLマウント用 Summitar 50mm F:2 興味があったのでみせてもらった。
おそらく戦前作られたもの。円形絞で珍しい・・・が、コーテングされている。
戦後になって後コートしたものでしょう。
コーテングまでして、最初の持ち主は大事に扱っていたと思います。
しかしその後、手を離れ、長い間 使われていない。
コレクターと店の棚の間を往復していたのかもしれません。
グリースが硬くなり絞リングが回しづらい。
購入し 救ってあげたいと思ったけど・・・・ごめんなさい。ちょっと高い。

1960年以前のレンズには 手作りした職人と、それを買い求めたカメラ愛好家の
情念が詰まっているような気がしています。
古いレンズは隙だらけ、職人手作りの品なので、同じレンズでも出来不出来がある。
それが、使う人の不完全さと共鳴するのではないでしょうか。
なんとなく レンズに温かみを感じちゃう、非科学的ですが・・・・
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  1. 2017/03/07(火) 15:11:38|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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