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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

フィルムはどう見ている?

フィルムの特性は、銀粒子の細かさ、形状、光に対する感度など、
銘柄ごとに少しずつ異なっている。
粒状性からくる画像の揺らぎやトーンの違いにより 違った表現になる。
レンズの眼でもなければカメラの眼でもない、フィルムの眼が有る。
「フィルム(私)の特性を知っていますか?上手に使えていますか?」
と 撮影者は常にフィルムから問われているようなもの。
沢山失敗し、ようやく 少しずつ フィルムの声に耳を傾けるようになった。
いや、まだ、たくさん失敗しているけど・・・・・
フィルムの眼946-19
Rollei Retro400Sフィルムの感度特性は740nmの赤外部まで伸びている。
R2フィルター(おそらく600nm以下の短い光をカット)は青や緑の光をフィルムに届けない。
空は暗く落ち、青や緑は黒く写り、黄、赤、赤外(740nmまで)は明るく感光する。
掘り起こされた関東ローム層の赤茶けた土を撮るためR2フィルターをつけて撮影した。
明るくしたかったので、一絞りほど多めの露光を選んだ。
見たときの印象に近いトーンとなる。
フィルムの眼946-20
R2フィルターを外して撮ったもの。
空はR2より明るいが、土塊はR2より暗く写っている。

白茶っけた土塊として見せたいのか、暗く湿気を含んだ土塊を見せたいか、
その判断は撮影者に任される。
それがうまくいくか、失敗だったかは、撮影者の問題。
この場合は、フィルター無し(UV)のほうがいいでしょう。
------------------------
現像液は 常用現像液(Ⅰ)を使用しました。
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  1. 2017/02/17(金) 13:22:53|
  2. 写真の技法
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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