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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

フィルムの陰と陽   これは陽(ポジ)

現像の途中でフィルムを光に晒し、再び現像を続けると、
白と黒が反転したソラリゼーション現像をすることでできる。
トーンの完全な反転より、部分的反転のほうが、面白い。
しかし、タイミングを誤ると写真は失敗する。そしてたびたび失敗する。
フィルムの撮影は一発勝負。
難しいと敬遠する。
ちょっとシステマチックな実験をすれば、
ソラリゼーション現像の条件は分かってくる。
失敗はしなくなるが、それでも、トーンの変化は急激、
予期せぬ効果に驚かされる・・・・それが楽しい。

今回の開発では、光に晒すのではなく、
現像の途中で現像液を替えることで、
同様な効果が発揮できる条件を見出した。
確かに その条件は狭い。
ちょっとした違いで、予期せぬ効果がでるので、
面白いなぁと、一人にんまりしている。
陰と陽944-full-4
トーンの一部が逆転、
ポジ(陽)フィルムとして見ても、
ネガ(陰)フィルムとして見ても、
意外感のある画像になった。

デジタルで撮影、レタッチソフトを動かし、「ソラリゼーション」をクリックすれば、
あるいは、トーンカーブをいじれば、同様な効果を楽しめるだろうが、
やはり、フィルムに拘りたい。
Retro400Sフィルムで撮影し、現像しただけ。
非演出、細工(合成/切り貼り)無し、ノートリミングのストレート・フォト。
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  1. 2017/02/11(土) 11:39:41|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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