年が改まり早一ヶ月が過ぎようとしている。
今年はどんな写真を撮ろうか・・・・思い悩んでいる。
写真が嫌いなわけではない、好きだ。
散歩に出ればなにがしかシャッターを切っている。
だが、これでいいのか?という思いもある。
高邁な志も、プロのような覚悟もない。
冥土へ渡る前の単なる暇つぶし?
・・・・と自虐的に考えてしまう。
街を歩いて撮るのが基本の、お散歩カメラ。
たいした写真も撮れないが、
受け狙いの、パパラッチのような悪趣味な写真は撮りたくない。

建設中のビルを見るとシャッターを切る。


光と影の作る世界を盗っている。
人の姿/顔を大きく盗み撮りするより、
人間の姿/存在を微かに予見できる程度の写真で満足している。
4年ほど前、戸越公園の一本の百日紅に注目し、一年間撮り続けたことがあった。
理屈を知らないと使いこなせない純機械式フィルムカメラを持って
百日紅の樹のそばで右往左往している自分がいた。
確かに勉強になった。
理屈不要、直感で撮ればいい「デジタルカメラ」は、小生の気質には合わないようだ。
今年も 機械式フィルムカメラを持って散歩。
なにか対象を決めて、一年撮ってみるか・・・・という気になっている。
さて、何を??
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- 2017/01/29(日) 12:17:29|
- 映し出された世界
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