夜の撮影に挑戦。
露出計を内蔵しているカメラを調べた。
ISO:1600に設定したところ 測定限界はf:4で1/30秒だった。
それより暗いと露光計の針は動かなかった。
明るい繁華街、華の銀座なら露光計に頼ってもOKでしょう。
それより暗い所の撮影となると、手持ちカメラの露出計に頼るわけには行かない。
ここは経験を積むより致し方なしと、
Nikon SP にコシナ製 SC-Skopar 21mm F:4をつけて夜の街にでた。
夜の戸越銀座の繁華街は、f:2.8/30秒~f:4/30秒で撮影できますが、
ちょっと横道にそれたら、露光計は動かない。
戸越銀座通りの明るさを思い浮かべ・・・何段 露光を増やせばいいか?
勘と経験で エイャと決めて撮影。

21mmの超広角レンズ選んだのは、
街並みをハッキリと撮りたかったことと、
スローシャッターになっても手振れが誤魔化せる(目立たない)ことにある。

近場の繁華街 五反田に向かった。
f:4/30秒でも撮影してみた。
電灯のあるところは綺麗に撮れているが、
暗い所は潰れてしまい「足のない」画像になる。
この辺りがフィルムの弱点だろう。
デジタルなら暗い所でも、感度は直線的に記録できるが、フィルムは急激に感度は低下してしまう。
銀塩は、白飽和には強いので、少し多めに露光して撮影したほうが良いようだ。

五反田駅前。
それほど光が豊ではない。
しかし、これならF:2の明るいレンズで1/30秒が切れる。
壁に背をもたれかかる女性、50mmあるいは85mm F:2のレンズでスナップしたら・・・・雰囲気あるカットになるかも。

(Ⅰ)現像液 現像時間を延長しても「被り(かぶり)」はほとんど起きない。
現像時間を延長しても銀塩濃度の高い部分は抑制気味になるので、現像は押すことができる。
上の写真をトリミングしピクセル等倍にしてみた。
押しても銀塩、粗粒になっていない。

これなら使える。
しかし、「夜の街の光」 読むのが難しい。
もう少し 経験を積まないと・・・

21mmの広角レンズ 1/8秒までなら手持ちで撮影できそう。
しかし 1/2秒となると鉄柵に肘を固定し撮らないと無理だった。
21mm F:2の明るいレンズなら 1/8秒は切れる。
そんなレンズ、あったとしても高価だろうなぁ。
三脚とか一脚の使用考えないとNight walk in Tokyoの撮影は難しいかも。
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三脚を使って 天王洲アイルの夜景や、戸越公園の夜桜を撮影したことがある。
その時の経験では ISO:400フィルムで f:8×8秒が標準だった。
シャッター速度が遅くなると、フィルムは相反則不軌の現象を起こすので、
暗い夜桜の撮影では15秒、30秒、1分とシャッター速度を変えて撮影したのを覚えている。
東急 池上線の五反田駅の撮影ではf:4/2秒でトーンの美しい夜景を捉えることができた。
(f:4/8秒では 暗い部分のディテールはでなかった。)
ISO:400なら f:4×2秒となる。
これはf:8×8秒と同じ。
ようやく 夜景の経験値とつながった。
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- 2016/12/25(日) 10:32:34|
- Night walk in Tokyo
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