今年中に 増感現像の決着をつけたいので、テスト撮影を行っている。
現像時間を延長して4倍増感現像できないか、試しているだけとも言える。
4倍現像は 通常 基準の現像時間を二倍掛ければ達成できる。
(Ⅰ)液も 同様 2倍の現像時間かければ4倍増感のネガ濃度に達した。

露光を決めるのは いつもは小生の気まぐれで決めているが、
テストである以上、小生の勘ではなんのエビデンスにもならない。
そこで 露光計が内蔵されているNikomart FTnを使用した。
カメラの露光をISO:1600に設定し、カメラが決めてくれた露光で撮影している。
露光に 小生の思い込みは入りません。
ネガの印象は、少し硬いか? グラデーションが少し悪くなっている。

暗部 潰れて欲しくない。

これは いいと思う。

もう少し 階調性が豊だったらいいのに・・・・

これは 問題なし。ISO:1600でも使えるでしょう。
焦点は中央のマイクロプリズムでなく、
構図を決めたまま、カメラを動かさずマット面でピントを合わせました。
勿論 ターゲットは 右の女性です。
こんな芸当は一眼レフだからできる。レンジファインダーでは無理です。

ISO:1600 四倍増感のメリットは、シャッター速度を上げることができる点にあるのだろう。
手振れを意識しないで撮影できるのは確かにアトラクティブ。
しかし、暗部のディティールは失いやすい。
この点は悩ましい。
今年中に 4倍増感のテスト撮影を終了しておきたい。
来年は 違った挑戦をしてみたいから。
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- 2016/12/23(金) 20:30:39|
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