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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Retro400S フィルムをISO:1600として使ってみる。(4倍増感現像)

硬調に仕上がる(Ⅳb)現像で増感現像を試みたが ISO:800 二倍現像が限界だった。
現像時間を更に延長し、高感度現像をと、テストしたが、
硬いネガになり、特殊な効果を狙うならいいのでしょうが・・・・
それを生かすカメラアイは、小生にないからなぁと、追及を断念。

中庸からやや軟調な(Ⅰ)現像液でも、現像時間を長くとれば
階調性をそれほど損うことなく、比較的綺麗なネガを得ることができた。
いろいろ頑張ったが ISO:1600が限界。
それ以上を望むなら、フィルムを替えるべきでしょう。
ISO1600-921-10.jpg
一式カメラには 追尾式の露光計が内蔵されている。
露光の過不足は 赤で+と-の警告サインが、
そして適正の時は緑に塗り潰された〇の記号が出る。
決して見やすいサインではないが、
今回は その指示に従ってみた。
f:16で1/2000秒だと一式カメラは告げる。半信半疑。
冬の午後 3時を過ぎている。
夏のピーカンの日ならありだが、今の時期なら f:11かf:8で1/2000秒だろうと思った。
いつもの散歩の時なら 迷わずf:8/2000秒を選んでいる。
陰の部分は少し潰れて、小生の好みではないが、やはり適正露光でしょう。(さすが 露光計 勘に頼るよりいい)
ISO1600-921-10 一部分
ネガは1400万画素相当で取り込んでいる。
中央左のクレーンの部分を拡大してみた。
ISO:100程度のフィルムにくらべ、銀粒子が荒く出ているが、解像度はしっかりと出ている。
4つ切り程度なら 銀粒子のざらつきもそれほど気にならないだろう。
ISO1600-921-24.jpg
ISO:1600まで増感しているので、階調性は少し犠牲になる。
ISO1600-921-26.jpg
それでも いかにも増感しましたというようなトーンになっていない。
ISO1600-921-27.jpg
使えないことないが、増感のメリットを生かすとしたら、動きのある被写体を撮ることかも。
暗い夜の撮影に 増感現像が向いているのかどうか・・・・少々疑問に感じている。
フィルムにはフィルムの限界がある。
限界を知って 賢くつかうこと それが肝要だろう。
今年も 少なくなったが、もうすこし 増感現像に拘ってみるつもり。
それも今年まで。
来年は、テクニカルな技巧を離れ、撮影に専念しようと思う。
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P.S 訂正 
使用したレンズはソ連邦1964年製インダスター50 ライカ・スクリュウマウント用です。
Indudter-50とスペルミスしました。 英語表記でInduster-50です。
テッサータイプの4枚レンズ。
濃いブルーのコーテングが施されています。
固定鏡と沈胴(Crushable)の二種類があり、使っているのは沈胴タイプ。
共産主義ノルマの時代の製品。
ノルマ優先で、品質は良くないと思われがちだが、
ロシア人も 写真好きが多いようで、意外としっかりしたレンズを作っています。
テッサーやエルマーと遜色ない描写力があると思っています。
使う、使わないは 個人の考え。

ライカのエルマーで撮りましたとか、
ツアイスのテッサーで撮りました、と言ったほうが格好がいい。
それだけで、上手な写真という先入観を持ってもらえるかも しれません。
  
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  1. 2016/12/22(木) 12:41:48|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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