3年ほど前、
ブラッサイの「夜のパリ」のような夜の写真を撮りたいと、
試したことがある。
しかし、撮ってはみたが、とても及ばない。
自分の技術の拙さを棚に上げ、
35mmのフィルムカメラでは無理だろうと結論付けていた。
大型カメラ4×5(しのご) あるいは8×10(エイトバイテン)で、
昔の銀濃度の高いフィルムでないと、表現できない・・・・それが、その時の、悔し紛れの言い訳。
たまたま 人に会う約束があり、池袋へ行った。
別れて店の外に出ると、小雨が降っていた。

自動車のライトに照らされた舗道の輝きが美しい。
持っていたカメラで撮影していた。
撮ったのはこの一枚だけ。
(Ⅳo)現像液のテスト用に、短く切ったフィルムがカメラに入っていた。
これは2番目の現像条件(操作)で現像したもの。
(一つ前のブログ「休日の午後」と同じネガフィルム、15カット撮れた中の一枚)
露光は一絞り不足していたが、暗い部分も潰れず、黒も引き締まっている。
このようなトーン、今まではなかなか出せなかった。
足の有るフィルムなのかもしれない。
Night in Tokyo できるかも・・・・
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- 2016/11/17(木) 13:05:46|
- Night walk in Tokyo
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