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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

洗足池の鯉を撮る     PLフィルター+ストロボ+現像液と現像手法

現像液の開発もほぼ終了したので、
以前から撮りたいと思っていた鯉を撮りに洗足池へいく。
綺麗な鯉の写真は撮りたくない。
底なしの沼から上がってきた、薄気味のわるい、ヌッメとした質感の鯉を撮りたい。

去年の撮影ではTri-Xフィルムを使い、PLフィルターとストロボ(KakoEliteⅡ)を使用した。

PLフィルターとストロボを使うが、
今回はRetro400Sフィルムと開発した現像手法がある。
906 #4 (Ⅰ)-30
去年使用したストロボは ついに壊れてしまった。
発光管のキセノンランプの問題ではなく、
おそらくコンデンサーの劣化(絶縁不良)だろうと思う。
乾電池の電気がすぐ消耗、ランプが赤く点灯しなくなった。
今回使用したのは、多灯発光のサブストロボに使用していたKakoElite-L。
予備品の扱いだったので、あまり使用していなかった。
ガイドナンバーはほぼ同じもの(GN:32 ISO:100)。

杭の位置まで3m弱、PLフィルターを取り付けると2絞りほど開ける必要があっても、
単純に計算すると絞りf:11で適正露光になるはず。
しかし、池の鯉の撮影では、光は底なしの沼に吸収され、僅かな光しか戻ってこない。
それでは 光が不足。
去年の撮影で f:5.6前後で撮影できることは確認していた。
さらに二絞り 開けて撮影する必要がある。

現像液(Ⅰ)を使用して現像した。
白い鯉に対しては、露光は過度だが、
普通の黒い鯉に対しては若干、露光不足気味だった。

906 #1 Ⅳo-22
鯉まで3mあったので 絞りをf:2.8に開けて撮影。
集団となり、密集し、のたうち回る鯉は、なぜか不気味。
肉眼で見たときの印象と、大きく異なる。
906 #2 Ⅳo-3
(Ⅳ)オリジナル現像液で、現像した。(Ⅳo)
(Ⅰ)現像液より 階調性は省略される、その分白黒の対比は明快になり、暗い鱗の紋様がくっきりと出る。
底なしの沼から浮き上がてきた・・・・か?
906 #2 Ⅳo-12
もう少し、鱗に光が欲しい。
ストロボ光の当て方に工夫が必要だろう。
906 #3 二段現像-13
(Ⅰ)+(Ⅱ)の 二段現像を行った。
肉眼でみたものと異質。
でも、これもカメラの眼を通してみた現実。
レタッチソフトで切り貼りして作ったものではありません。
でも、ストレート・フォト??
この現像法で、得体のしれない鯉を 追っかけるのもいいかもしれない。
------------------------------------------
池の鯉、意外と撮影は難し。
露光 一絞りの違いで、結果に大きな差が出る。

ストロボがKakoElite-L一台になった。
多灯シンクロしたくて 1960年半ばころ3台揃えたものの最後のストロボになってしまった。
ガイドナンバー(GN)は固定、光量の調整は 白いハンカチを被せること。
GNで計算した絞りを、部屋の周りの反射を考え、補正して決め、一発勝負で撮影していた。

光量を調整してくれるオート・ストロボは1970年代になってからだろう。

Nikon FやNikon SP用の純機械式カメラ用ストロボは、もはや 市販されていないようだ。
散歩がてら、目黒の三宝カメラまでいったが デジタル用ストロボの中古品はあったが、
純機械式カメラ用ストロボはなかった。
新宿の中古カメラ店にでも行かないと 見つからないかなぁ?と思案していたら、
ヤオフクがある・・・・と気づく。
早速インターネット・オークションへ入り探した。
沢山 出品されている。
探しに行く手間は省けるが、ジャンク品をつかまされる危険も大きい。
注意深く 商品説明を読み、大丈夫そうな出品者のストロボを落札した。
値段は、町の中古ショップで買うのと変わらない値段になっていた。
届いた(落札)ストロボは1980年代のストロボだった。
30年くらい前の製品、あと10年間は使えるだろうと・・・・希望的に考えている。
それだけあれば充分だ。
しかも、自動調光、オート・ストロボ!! ストロボ・ヘッドも動く!、
GNから計算することも、周囲の反射を気にし、絞を補正する必要もないだろう。
これ、池の鯉を撮影するには・・・・最適では。
テスト撮影し、使えるようだったら・・・・洗足池の鯉ですね。



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  1. 2016/11/06(日) 11:19:57|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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