また一つ、ストロボが壊れてしまった。
40年近く使ったから、壊れるのも致し方ないだろう。
最後に残ったのは、グリップタイプのKakoElite-L 一台のみ。
40年以上使っているが、使用頻度は少ないので、まだもつだろう。
ISO:100でガイドナンバーは32 比較的大きな光量をもつ。

レンジファインダーカメラで近づける限界近くまで寄っているので、被写体まで1m程度だろう。
ガイドナンバーから計算すると、絞値はf:32~f:45辺りが適正露光になる。
しかし、Summicronの最少絞りはF:16、エイヤァとf:16でシャッターを切り、Ⅳオリジナル現像し、濃いネガを得た。
全体を焼きこんでみたら、黒の締まった面白い写真になっていた。

距離から計算するとf:32が適正。これもf:16で撮影し、全体を焼きこんだ。
雨に濡れているわけではない。
樹の幹は、むしろカサカサに乾いている。
想像していたのと全く異なる材質感が出ていた。

有楽町にでたとき、ストロボを買おうと、ビッグカメラに入った。
カメラ量販店というより家電量販店になっている。
カメラを扱うフロアーも、地下2階に押し込まれていた。
デジタルカメラ自体、活気を失っているのかも。
スマホやタブレットで充分ということだろうか。
小生の使っている機械式カメラに合うストロボを探したが、見つからない。
係り員に尋ねたが、要領をえない返答。
カメラに使う用語も変わってしまった。
今は、デジタルカメラに直結し、様々なコントーロールができるらしい。
そのため、カメラメーカーごとの専用ストロボになるらしい。
多灯シンクロさせたいのだが、機械式時代のスレーブは、電圧の関係で、
デジタルカメラを壊す可能性や、ストロボを発光させない可能性もあると脅かされた。
まだ、もう少し、Nikon SPやNikon Fを使い続けたい。
外付けの、シンクロコードでつなぐストロボ・・・・中古品でも探すより 致し方ないかなぁ。
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- 2016/11/02(水) 14:37:50|
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