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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Retro400Sフィルムを使う。     現像液(Ⅰ)<(Ⅱ) 二段現像テスト

現像液(Ⅰ)は、通常使う予定の現像液組成。
階調性は高いが 少々敏感で、ちょっとした物理的な擦れにも反応してしまう。
そこが欠点。
現像液(Ⅱ)は、低い露光部分に対しても 現像は早く進行する。
単独での使用では、粗粒子になりやすく、階調性にかけ、(Ⅰ)とは対照的な現像液になった。
この2つの現像液を組み合わせて、2段現像を行う。
どちらを主体に使うかで、写真表現が大幅に変化する。
(Ⅰ)>(Ⅱ)なら、足の有る(暗い部分も潰れない)柔らかな調子のレトロな感じのネガに、
(Ⅰ)<(Ⅱ)なら、エッジの出たソラリゼーション現像風ネガになる。

-----------------------------------------
(Ⅰ)の現像液で 浅く現像した後、(Ⅱ)の現像液を主ににつかい、現像した。
現像(1)+(2)892-11
歩いてくる老人の顔は、普通の写真のトーン、しかし、服や自転車のトーンは反転している。
ソラリゼーション現像したようなネガを得た。シュールです。
現像(1)+(2)892-22
反転しているようで していない。
エッジ効果が出ています。

いまは、デジタルの時代。
レタッチソフトを使って画像を加工すれば、同様な写真、もっと簡単に作ることができるようになりました。

わざわざ、現像液を調合し、特殊な二段現像法を開発してまでしてネガを作ること、
意味あるかなぁ、と少々鬱屈した気持ちになっている。
まぁ、現像液を調整し、開発している時は 楽しかったけど・・・

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  1. 2016/10/20(木) 10:51:25|
  2. 写真の技法
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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