この現像液は 少々使いにくい。
調整後 24時間以内に使用しないと、現像液の劣化が始まる。
といっても、希釈現像法、
使用する直前に、原液を希釈して使用し、一回で廃棄する。
原液は安定で、1年以上もつと思う。
効果は(Ⅲ)より ガンマーが立つように 配合を調整してある。
長巻フィルムを短く切り、Minolta Hi-Matic F に 詰めてテスト撮影した。(18コマ、撮影できた。)

夕方4時ごろの撮影。逆光でシャッターを切っている。
雲を輝かせても、建物の陰の部分のディテールも しっかり残っている。
暗く焼きこめば、さらに雲の輝きは増すが、小生の好みはこの程度。

焼き込むなら、これが限界。
これ以上焼くと、暗い陰の部分のディテールはなくなってしまう。
更に焼きこむ?? そのほうが、一般受けするかも・・・

順光。壁に落ちた樹の影が、どう写るのか知りたくてシャッターを切った。
壁の材質感、眼で見た印象より強調されている。

池には秋の陽ざしは届いていない。曇り空の明かりが水面を覆う。

夕方、空からの弱くフラットな光の下、紫陽花が一輪 残っていた。
明暗差のないフラットな光でも、コントラストのある写真を撮ることができた。
太陽の強烈な光の下で撮影し、現像したら・・・どうなるのだろう?
少々楽しみな 現像液です。
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- 2016/10/19(水) 16:41:25|
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