散歩に地図は必要あるまいと、持ってこなかった。
それに、数年前、蒲田から六郷土手まで歩いたことがある。
まぁどうにかなる。
京急蒲田駅を目指し歩き出した。
南に下れば呑川にぶつかる、
川沿いに西を目指せば、
京急線蒲田駅近くに出るはず。
そこまで行けば、見覚えある場所が見つかるはず。

旧呑川の遊歩道は、すぐに見つかった、西に歩けば、蒲田と歩を進める。
しかし旧呑川沿いでは梅屋敷駅?だったか・・・・と気づく。
途中から外れ、再び 南を目指し、呑川をさがしたが、その前に「キネマ通り」を見つける。
ここまでくれば、道は判る、京浜蒲田へ。
蒲田八幡詣でして、



京急線伝いに多摩川を目指す。

壁の汚れ具合、材質感は、デジタルで撮ると滑らかで、綺麗過ぎ、白々しい感じがしたが、
最新のデジタルでは、改善できただろうか?

京急線が高架になったのはいつのことか?
馴染ある京急蒲田駅は様変わり。
別の街にきたような感覚を覚えた。

雑色の駅前は 全くの見知らぬ駅前になっていた。

しかし、六郷土手まで来て、裏道に入るとまだ昔の姿が少し残っていた。
ほっとして、昔の感傷に浸る。

老人は急激な変化にはついていけません。
今までの記憶に囚われ、昔はよかったと呟く。
悪かったときの記憶は浄化・美化されてしまうのでしょうね。
「昔はよかった。今の若者は」、「俺の若いときは」・・・・と自慢する。
これ昔から、老人の繰り言です。
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日本を取り戻すと叫ぶ人がいる。
そもそも取り戻すべきものなど 過去のどこに有っただろうか?
いいものはならば、いまも伝わっている。
捨てたものに いいものが混ざってしまったか?
それを取り戻せたとしたら、余計なものもまざってしまうだろう。
そうなると窮屈な世の中になっているだろうなぁと、思ってしまう。
しかし、何を取り戻す? 言語明瞭意味不明。
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- 2016/10/02(日) 18:11:48|
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