集合時間は午後4時、場所は京急・横須賀中央駅 東口改札。
少し早く家を出て、品川から京急線に乗り換える。
金澤八景で鈍行に乗り換え、汐入の駅で下車。
汐入から横須賀中央駅まで、一駅散歩をする。
カメラは
Sony NEX-3 E16mm F:2.8 のデジタルカメラと
Nikon SP Nikkor 50mm F:2 に Tri-X フィルムを詰めたものを持参した。
交換レンズはもっていかない。
今回は、夜の盆踊りを撮るのが主なる目的だったので、
軽い三脚も持参した。(めったにないこと)

汐入の駅から数分も歩くと、どぶ板通りの入り口に立つ。
早速、手にしていたNikonSPでフレーミングし、撮影。
しかし、すぐに気づく、この通りは、50mm標準で切り取るより、広角レンズが良いだろう。
Sony NEX-3のデジタルカメラを取り出す。モードはPに設定した。
「呼吸するように撮」ってみよう。

デジタルカラーは、色絵でもしているのではないかという、頼りなさを感じるが、
ピクセル等倍まで拡大してチェックすると、フィルムにはまねできないすっきりとした画素の並びになっている。
慣れれば、これが美しく、そのうち、フィルムカラーを見ると、騙されているのではないかという猜疑心が出るようになるのだろう。

カメラの視線、男の指先、女性の眼差し・・・関心事は三者三様。

アメリカ ネービーの香がする。

この写真、RAW現像するとき、D-レンジオプチマイザーを目一杯使っています。

これも、D-レンジオプチマイザーを目一杯使って画像処理してみましたが、
ここまで処理できてしまうと、画像ソフトに(それを制作した技術者に)弄ばれているような居心地の悪さを覚えた。
デジタルで撮っている人、メーカー掌の上で遊ばされていると感じていませんか?
まぁ、綺麗に撮れればそれでOKの世界が、写真かも。

どぶ板通りの出口というか入り口まで到着。
右の曲がり、歩いていけば横須賀中央駅、集合場所に着く。
振り返ると逆光が綺麗に入っていたので、すこし道を戻り、フィルムカメラで一枚。

暗室に持ち込み、印画紙に焼き付けようかと思わせるネガだった。
覆い焼きや焼きこみのテクニックを駆使しトーンを調整したら、綺麗な写真になるだろう・・・・
それができたら 趣味としては最高。
もう一度、印画紙に焼き付けたいと思うが、
家の暗室はいま物置状態、片づけるとなると、それをどこへ? 妻は反対するだろうなぁ。
それに印画紙まで高くなりすぎている。かなりハードルが高くなった。
むかし、写真は優雅な趣味だった。
効率は二の次、手間暇の掛かるのは当たり前。
今は、写真は如何に効率的に簡便に、綺麗な写真を撮ることに向かっている。
時代時代に合わせ、写真の役割、機能は変化していく。
シャッターを切る人、写真を見る人が、何に興味があるのか、
小生、その変化に気づいていないようです。
ノスタルチックで古臭いかもしれない。
時代に取り残されたかも・・・・と感じています。
スポンサーサイト
- 2016/07/23(土) 12:39:42|
- Street Photograph
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0