FC2ブログ

本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

呼吸するように撮る(6) これが発端だった。 大崎~東京テレポート~天王洲周遊

ポートレート写真を頼まれたことが発端だった。
撮っているうちに、段々と気が滅入っていく。
譬え、許可を貰って撮っているとしても、
人の恥部をさがし、晒しているのではないか・・・そんなうしろめたさを感じていた。

鈍感な人はいる、モデルになる人にも、カメラ好きにも。
撮らしてくれという、撮ってもいいよと承諾する。
しかし、撮る人、撮られる人の丁々発止のぶつかりは感じない。
撮る人も、撮られる人も、考え方/感じ方がステレオタイプ、鈍感なのだろう。
他人の眼で見ている。自分の眼では撮っていない。
綺麗に撮れていたら、それで満足。
結局、読者モデル風のありきたりな写真になる。
---------------------------------------
モデルの鈍感さがでているショットがある。
若く綺麗な女性の写真だけど・・・
いかにも、職人然とした写真になっているが・・・・
恥ずかしい部分が晒されているのに・・・それをカメラマンは判っていない。
木村伊兵衛だったら、シャッターを切らなかっただろう。
鬼海弘雄だったら、こんな鈍感なモデルをえらばないだろう。
そう思うと、怖ろしい。
Street Photographyも、一歩間違えれば、こうなるだろう。
撮ることに鈍感になってはいまいか?と自問していた。
スランプになっていた。
--------------------------------------
もんもんとしていても 始まらない。
なにも考えず、呼吸するように撮ってみよう。
それでも、駄目なら・・・・人を撮ること止めるかなぁ~~
気楽が一番、
カメラ任せで写真が撮れるデジカメを持って、散歩に出た。
なにも考えず、いいなと思ったらボタンを押すだけ。
大崎DSC08697a
大崎DSC08699a
参議院選挙が、もう昔のように感じる。これからは、都知事選が始まる。
大崎DSC08701a
「どうだ うまいだろう」 とこんなフレーミングする人は多い。
誰の真似? ステレオタイプ、ありきたりです。
大崎DSC08708a
幼い子をみると、ボタンに手が行く。
大崎DSC08706a
どうしても 撮ってしまう。
大崎DSC08710a
露光を自動で合わせてくれるのは、確かに便利。
大崎DSC08712
デジカメにはフルサイズ換算で24mmのレンズがついている。
普段使っているのは50mmレンズ。
画角は倍の大きさになる。(面積で4倍)
50mmレンズで写る範囲は、ファインダーを覗かなくても、予想できる。
その程度の経験は積んでいる。
その倍の画角と思えば、意外に簡単に切り取れる。
撮りたいフレーミングが見えて来たら、その場所に移動すればいい。
大崎DSC08715a
古い改札口につながる階段を上る。
大崎DSC08719a
大崎DSC08725a
再開発で最初にできた商業施設、大崎ニューシティと呼んでいた。
大崎DSC08732
大崎DSC08734a
何も考えないと、こんな思わせぶりな・・・いやったらしいフレーミングをしている。
重症だね。
大崎DSC08739a
大崎DSC08736a
思い出した!
21mmの広角レンズをつけたフィルムカメラを首からぶら下げていた。
数枚とったが、
すぐに、デジタルとフィルムを同時に操作して、呼吸するようには撮ることはできないと気づき、中止。
デジタルに専念した。
フィルム・カメラは首にぶら下げたまま、使わなかった。
それが良かったのか、カメラを首からぶら下げていたので、
この人は今、写真を撮っていないと警戒が緩んでいたのかも。
手にした(隠し持った)小型NEX-3でパシャリパシャリ撮影していました。
E16mmレンズ パンケーキ型で小さい玩具のようなレンズです。
しかし、解像度はすごい、いいレンズです。(今のレンズは、どれもいいけど)
大崎DSC08742a
一日の撮影で400コマ以上の写真を撮った。
少しはスランプを脱せただろうか?
硝子の天井が まだ頭上にある気がする。

これだけ集中して撮ると、しばらくの間デジタルカメラに触りたくはない気分。
厭きた。
そろそろ、フィルムに戻ろうか?
上手に撮れないフィルムのほうが面白い。
スポンサーサイト



  1. 2016/07/15(金) 12:25:35|
  2. Street Photograph
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<有楽町にて | ホーム | 呼吸するように撮る(5)  戸越の里へ帰宅する途中 天王洲から居木橋 >>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://alchemystsasaki.blog.fc2.com/tb.php/775-54457682
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

読み解く写真、心に残る写真を・・・ (117)
思い出の写真 (25)
遥かなる寧夏 (35)
新幹線の見える街 品川 (6)
フィルムの眼 (81)
レンズの眼、カメラの眼 (31)
デジタルカメラは記録機器 (13)
映し出された世界 (28)
水辺の光景 (18)
勝島運河 (16)
写真の技法 (146)
旅行・観光 (7)
ある場所、ある瞬間 (93)
デジタルで遊ぶ (29)
Silent City (8)
??? (21)
Street Photograph (26)
都会の景観 Tokyo (195)
Night walk in Tokyo (33)
散歩 (234)
猫、犬、鳥 (9)
白木蓮 (18)
黒い花 怪しい花 (53)
樹、草、花  (63)
桜  (118)
ひまわり (38)
竹林 (11)
八つ手 (9)
百日紅(さるすべり) (29)
オールドレンズの密かな楽しみ (33)
人物 ポートレート 踊り (35)
Photo彩遊 (27)
品川宿 (9)
その他  (31)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR