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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

月下美人・・・地味です

白黒フィルムで撮影。
地味です。
月下美人864-24 Ⅱa
昆虫は、花の色、花の香に誘因され蜜を吸いに行き、代わりに花は受粉してもらう。
互いに助けあう関係にある。


人間は昆虫の眼を持っていないのに、
色彩の豊かな花になぜ心を惹かれるのだろう?

人間は一方的に無抵抗な美しい花を、刈り取り、
家の中に飾り愛(め)でるが、
それも一時のこと。
枯れれば、捨ててしまう。
共生しているとは思えない。
古人は、
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
と歌った。
人間からの一方的な 思い上がりかもしれない。
花を咲かせる植物にとって、たえて人のなかりせば春の心はのどけからまし だろう。
花にとっては、はなはだ迷惑な話だとおもう。

この辺りに、人間の持つ 
協調性と残虐性という離反する心の秘密(習性)があるのかもしれない。

白黒の写真では、確かに美しくないし、キャッチーでもない。
しかし、モノトーンのほうが・・・いいかなぁ。 
刈り取ろうという気にはならないから。


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  1. 2016/06/03(金) 17:18:43|
  2. 樹、草、花 
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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