12日間以上にわたって今年の桜を追った。
費やしたフィルムは12本。全部で440カットほど。
デジタル・カメラを持たしたら2000カットは超えていただろう。
選ぶのが大変になる。
440カットでも、大変だった。

3月24日 開花が確認されたとき、五反田の海喜館の脇に設置されたカーブミラーに、桜が映っていることに気づく。
それからは、この前を歩くときは、努めてカーブミラーの桜を撮るようにした。
一種の定点撮影。

どうなるかと、ソラリゼーション現像してみました。

ほぼ満開。この辺りが、ありきたりだが、ベストショットかなぁ。

カーブミラーに映っている桜は、道路に張り出した海喜館の桜です。
この写真だけ21mmの広角レンズを使用して撮影。

バックを黒く落としカーブミラーと、そこに映る桜を浮き出させようとして、ストロボを使用したが・・・・イメージしたようには撮影できませんでした。
カーブミラーに映る桜を撮る・・・それだけでも作為的。
更に作為を加えるなら、演出/作る写真だろう。
散った桜の花を集め、上から降らせ、多灯ストロボ・・・・手助けしてくれる人もなければ、機材も不足。
これは失敗作。
一本のフィルム全部使って、一つの対象を撮りきる。
一つの対象を、長期間にわたり撮り続ける。
そんな撮影があってもいい。
失敗に学ぶ。
また一つ学習。
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- 2016/04/22(金) 07:06:57|
- 桜
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