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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

花筏の流れる川

花筏を撮ろうと、毎日カメラを持って散歩した。
まだ、これが花筏という写真が撮れない。
「花筏」という言葉は美しい。
雅(みやび)なイメージを作ってしまったのかもしれない。
それを覆すような「花筏」を撮っていない。
何枚も撮影したが、これでもないと思ってしまう。
そんなことできるはずもないのに。
また、来年 「桜はもう厭きた。」と言いながら、この目黒川を彷徨っているのだろうか?
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ことしの花筏には不満が残った。
原因は簡単、小生にある。
これだという花筏を発見できなかったから。
そして、配慮不足。
考えが甘いのだ。
花筏1-849-7 Ⅱ
池尻大橋あたりの流れは早い。
川幅が狭く川面を覆い尽すように両岸から桜の枝が伸びる。
桜を愛で、撮影するなら最適の場所。
多くの人が、行き交う。
しかし、速い流れに花筏にはならない。
中目黒まで下ると、川幅が急に広くなる。
そこで花筏の赤ちゃんが発生する。
花筏2-849-13
上げ潮の時が、花筏を作りやすい。
引き潮になると、それが 河口にむかい流れていく。
花筏3-849-10a
川の形状により流れの速さが違う。一般に、真ん中が速く、護岸に近いほうが遅い。
緩やかな渦を巻きながら、千切れ、綺麗な花筏となって・・・流れていく。
花筏4-848-55a
川は本来蛇行するもの。
人間の都合、治水のため人工的に直線に矯正された川では、すぐには渦を巻かない。
花筏5-847-35
それでも、やがて、渦を作っていく。
目黒、雅叙園近くになると、水深が更に深く、流れはゆっくりとして、渦を巻いた花筏のベスト・スポットとなるが・・・・
海から上がって来た観光船は水深の関係で、ここで引き返す。
花筏はスクリューに掻き消され、川底へ沈む。
それが現実。
人間は矛盾した生物だろう。
広げる手で握手するが、同時に、握った手で相手を威嚇することもある。
桜を愛でているのか・・・・虐めているのか?
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  1. 2016/04/20(水) 09:42:51|
  2. 桜 
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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