FC2ブログ

本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

3月20日 春のお彼岸の日に  蔵前にて

目当ては 古い家を撮ること、
ただ それだけで 蔵前で下車した。
一日券が なかったら こんなことはしない。
蔵前836-29
逆光気味の光を撮ることが多い。
これもその典型だろう。
階調性の高い/豊かなネガを如何に作るかが 小生の写真の出発点だった。
明るいところは、白くとも白のディテールをだし、暗いところは、黒くとも潰さずディテールを残す。
階調性を重視すると、時として眠いような写真になる。
しかし、それは小生の習い性になっていた。
致し方なし。
-----------------------------------------------
あれ、ぼけ、ぶれの時代を見ているのに、そのような写真に対して冷淡だった気がする。
数年前、書庫を整理していたら、一冊の写真集が出てきた。
東松照明の写真集だった。
当時960円の写真集。(1969年12月15日 発行)
どういうつもりで購入したのか覚えていない。
あらためてページをくくり、衝撃を受ける。
こんな写真もあるのだと。
階調性を整理(少なく)し、白黒の対比は激しい。ザラとした写真は、その時の状況を象徴しているように思えた。
どのようにして撮ったものか、フィルムは?露光は? 現像は?と考えてしまう。
魅入られてしまった。そういう写真にあこがれはある。
真似てみる。
一番簡単なのは、デジタルカメラで、モードをHDRのB&W(ハイダイナミックレンジ・白黒モード)にして撮影することだった。
いまは、意識的に、白黒の対比の美しい写真を撮るよう志向している。
蔵前836-30
お目当ての家は、この古本屋。
RPX400フィルムのほうが、Retro400Sに比べγ(ガンマー)が立ち、階調性は狭い。
その分、白黒の対比の出るネガを作りやすい。
少し、露光をアンダー(一絞り)にしてシャッターを切る。
白黒のレベルを下げ、焼きこむ形に調整してみた。
未だ達せず・・・
納得できない自分がいる。


スポンサーサイト



  1. 2016/03/28(月) 10:30:23|
  2. 都会の景観 Tokyo
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<3月20日 春のお彼岸の日に  押上から隅田川へ | ホーム | 3月20日 春のお彼岸の日に (白山にて)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://alchemystsasaki.blog.fc2.com/tb.php/700-521d96ac
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

読み解く写真、心に残る写真を・・・ (116)
思い出の写真 (25)
遥かなる寧夏 (35)
新幹線の見える街 品川 (6)
フィルムの眼 (81)
レンズの眼、カメラの眼 (31)
デジタルカメラは記録機器 (13)
映し出された世界 (28)
水辺の光景 (18)
勝島運河 (16)
写真の技法 (146)
旅行・観光 (7)
ある場所、ある瞬間 (93)
デジタルで遊ぶ (29)
Silent City (8)
??? (21)
Street Photograph (26)
都会の景観 Tokyo (195)
Night walk in Tokyo (33)
散歩 (234)
猫、犬、鳥 (9)
白木蓮 (18)
黒い花 怪しい花 (53)
樹、草、花  (63)
桜  (118)
ひまわり (38)
竹林 (11)
八つ手 (9)
百日紅(さるすべり) (29)
オールドレンズの密かな楽しみ (33)
人物 ポートレート 踊り (35)
Photo彩遊 (27)
品川宿 (9)
その他  (31)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR