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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Rollei RPX400 フィルムを使う

RPX400の現像は、今まで使っている現像液でも、満足する結果/ネガは得られたが、
現像時間がかかり過ぎ、実際的でなかった。
そこで、一から現像液を調整することにし、
テストピースを使い現像実験を行った。
42枚のテストピースから、現像液組成と現像条件を割り出した。
この辺りは、化学を専攻した者の得意分野です。
早速、フィルムを詰めテスト撮影。
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テストピースを現像しているときから、階調性の直線性が良いフィルムだと感じていました。
見たように銀塩濃度が出るフィルムです。
ただし、その分、光のラティチュードは狭く、暗い部分はスパッとなくなる、TRI-Xに似たフィルムではないかと想像していました。
品川神社825-19
ネガをPCに取り込みデジタル化するとき、Retro400Sフィルムでは、暗い部分にも銀塩画像が残っているので、トーンカーブで暗い部分を持ち上げるよう設定し、ネガを取り込むのですが、このフィルムはその細工の必要はなく、リニアー(直線)で取り込むのが良いようです。
印画紙に焼くなら、使いやすいフィルムでしょう。
使ったカメラはコシナのBessaR ライカのスクリュウマウント(日本ではLマウントと呼んでいる。)レンズが付きます。
今回は1955年製のズミクロン50mm F:2レンズ(沈胴)を付けてテスト撮影しました。
(そういえば、コシナ このBessaRシリーズのフィルムカメラ 生産を止めたそうです。販売台数が少なくなり、生産を維持できないとか・・・・BessaR2A 購入しておけばよかったかなぁ。BessaR2Sは購入しましたが。)
内蔵露光計がついているので、露光ミスは減ります。しかし、小生と見解が違うことはいつものこと。
いつも一絞りほど判断は異なります。
これは一絞りオーバーで露光。(露光計の指示はf:8/500秒)
品川神社825-34
内蔵露光計と小生の経験値、珍しく一致しました。
しかし、結果は・・・・もう一絞り分 光を入れたほうが良かったかも。
空の部分に銀塩のざらつきが出ています。
品川神社825-21
露光計の指示はf:5.6/500秒、小生は社務所の前に立つ女性の姿まで出したかったのでf:4/500秒を選んだ。
女性の後姿を暗がりから浮き出すため、トーンカーブを調整したが、これが限界。
それ以上すると左側の絵馬や、クジ、庭石の調子が崩れる。
露光計の指示に従いシャッターを切り、右の部分はスパッと黒くすべきだったのかもしれない。
しかし、印画紙に焼き付けるなら、右の部分を覆い焼き、庭石辺りをすこし焼きこんで調整すれば、きれいなトーンの写真になると思う。
品川神社825-24
陽の光の届かないところでは、露光ミスを犯しやすい。懸命に過去の経験を呼び起こし、露光を決めエィ・ヤァと撮影する。それでも、それほど多く失敗はしない。
だが、露光計があれば、素直に従う。
f:4/30秒の指示。
地下鉄のプラットフォームの露光が f:5.6~f:4/30秒という記憶がある。
そんなものかなぁと納得してシャッターを切った。
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RPX400フィルム 素直な使いやすいフィルムです。
粒子も細かいし、あまり目立ちません。
でも、個性的ではない。
フィルムカメラで遊ぶなら、使いこなすのが難しいフィルムのほうが、面白いのかも。
まじめに写真を撮るならお勧めのフィルム。
Rolleiブランドのフィルム、昔なかった気がする。
Rolleiがフィルムを作るとは思えない。
Retroはアグファ社のフィルムだろう。RPXはどこの会社が製造?
同じブランド名ながら RPXとRetroでは、性質が異なる描写をする。
2つのフィルムを使い分けたら、表現の幅は広くなる。
しばらくは、この二つのシリーズのフィルムを使ってみようと思う。
RPX100も試す必要がありそうだ。
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  1. 2016/02/22(月) 12:44:31|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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