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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Retro400S フィルムで「荒れ」を試す

Retro400Sのフィルムの限界を探るため、わざと露光オーバーで撮影したコマを入れてみた。
荒れ820-14
3絞り以上露光オーバーだろう。
一緒に撮ったコマは、粒子の荒れもなく、綺麗な(小生好みの)階調性が豊かなネガになっていた。
荒れ824-7 Ⅲ
これも3絞りオーバー。ネガは黒くなり、画像がようやく判別できる程度。
エプソンのスキャナーでネガを読み取ろうとしたが、自動では黒く感光した部分を画像とは認識せず、取り込んでくれない。
マニュアル操作で、画像をPCに取り込んだ。
印画紙に焼き付けるとしたら、かなりの時間、露光を掛けないと駄目だろう。
銀粒子がでて ザラとした感じにはなったが・・・ Retro400Sの銀粒子、素直過ぎる/おとなしい気がする。
もっとザラッと「尖った」感じが欲しい。
Retro400Sフィルム、まだ増感して使ったことない。
増感使用も、面白いかもしれない。
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フィルムの表現に、「荒れ」がある。
これは、1960年代から70年代、日本発の写真表現法だと思う。
その先頭に居たのは、東松照明、中平卓馬、森山大道。
・・・・その後に更に若手の写真家が続く。
アレ、ボケ、ブレは それまでの写真では、タブーだった。
その、タブーや権威に対するアンチテーゼ/反抗。
そこから新しい表現は生まれる。

この頃の写真が面白くないのは、
写真家に、タブーや権威に対する 反逆心が 薄れてきたからかも しれない。
小さくまとまり、ちょっと小洒落た写真ばかりとっている。
そんなのは、アマチュアに任せればいい。
東松照明、中平卓馬はすでにいない、
森山大道もクーデルカもサルガドも、歳をとった。
次の時代を表現する写真家・・・出てきてほしいものだ。
出てきたか? 見過ごしているだけか?



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  1. 2016/02/20(土) 17:06:28|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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