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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

12月14日 赤穂浪士討ち入りの日

14日、品川のプリンス・シネマで 妻に誘われ「母と暮らせば」を見る。
妻は宮沢りえの出演した、「父と暮らせば」を見ている。
ものすごくよかったと言っていた。
同じ井上ひさしの原作。
期待していたらしい。
見終わって、がっかりしていた。
確かに、長崎原爆/戦争という重いテーマが底を流れている。
その重いテーマを扱いながら、リアリティーに欠けていると感じた。
監督は山田洋二氏。
日本を代表する映画監督だが・・・・期待が大きいだけに残念。
幽霊と現世のかかわりに不自然さがあり、リアリティーを感じさせない。
もしかしたら、そうかも・・・と映画の世界に引き込むものがない。
脚本が悪いのか、練れていないのか?
虚実皮膜論を考えていた。
寅さんも架空の人物。
しかし、こんな人がひょっとしているのでは・・・というリアリティーを感じさせてくれる。
それができる 日本有数の監督なのに・・・・

「対象が美しいから、写真が美しいのではない。
対象が力強いから、写真が力強いのではない。」
という土門拳の警句がぴったりだろう。

がっかりした妻は 帰るといい、品川駅・駅前で別れた。
時刻は3時20分になっていた。
急いで、泉岳寺に向かう。
持っていたカメラは Minolta Hi-Matic F 露光の難しさを解消したプログラムAEを採用した初期のカメラです。
Minolta Hi-Matic F
非常に軽く、コンパックト。ハンドバックにも入ったと思います。絞り、シャッター速度はカメラにお任せ、AEを切って使うこともできません。(シャッターダイアルも、絞リングもついていません。)
泉岳寺から804-9
明るいf:2.7のレンズ38mmの広角レンズ、ISO:400のフィルムを詰めれば、大概の場所で写真は撮れます。
泉岳寺から804-11
着いたときは、義士のパレードが終わる寸前でした。人波をかき分け、ようやく一枚。
手振れはしていないと思いますが、咄嗟の撮影、ピントは後ろに合っていました。(・・・と言い訳)
泉岳寺から804-14
外国の方も、沢山来ていました。人ごみに疲れたか?
泉岳寺から804-16
薄暗い屋台に入ってもシャッターは切れました。
ただし警告の赤いランプが点灯する。
露光不足?で駄目と言っているのか?手振に注意。
どちらの警告でしょう?
かまわず、シャッターを押していました。
泉岳寺から804-19
時刻は4時を過ぎ、あと30分もすれば陽は沈みます。曇天の夕方、f:2.7のレンズには少し酷かもしれません。
帰ることにしました。地下鉄で帰る?それでは、前回と同じでは・・・歩いて帰ろうと決心。
泉岳寺から804-23
高輪中学・高校の横道を抜け、高輪の台地へ。こんな雰囲気好きだけど・・・・結果は露光不足でした。
泉岳寺から804-24
モミジが紅葉していたので、撮ってみましたが・・・・シルエットで抜けていました。
泉岳寺から804-25
井戸があったので、面白いとパチリ。プログラム露光なので・・・おそらくカメラの判断は、f:2.7/15秒か、f:2.7/8秒、歩く人のブレ具合から1/15秒でしょうか?カメラは聞いても教えてくれません。
泉岳寺から804-31
交差点の信号機には、高輪警察署前の看板が出ています。
この特徴的な建物は、確かめたところ、やはり 高輪消防署でした。
警察署はどこ?
交通整理していた補導員に尋ねたら、あっさりと右の黒いビルを指し、「高輪警察はあれ」
疑問は氷解、拍子抜け。
泉岳寺から804-32
このまままっすぐ歩いたら、御殿山から、大崎を抜け 戸越の里へ帰ることになります。
前回と同じでは面白くないと道を曲がりました。
明治学院大にでて、桜田通りを西に下れば、五反田の駅に至ります。
このルートで、戸越の里へ帰還することにしました。
帰宅すれば、フィクションでない、現実の、
「妻と暮らせば」が始まります。




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  1. 2015/12/22(火) 14:54:24|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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