結局は 露光のバランス。
夜の光量とストロボの光量。
暗くなっても、明るさを感知する神経細胞は働き続けるが、色を感知する細胞は機能しなくなる。
人間の眼は 段々と色盲(これ差別用語なのだろうか?)に近づく。
夜、色温度の判別は裸眼には難しい。

1/160秒、ストロボの光が優勢。ストロボの光は6000°Kくらいある。光の届いたところは昼の光。空は極端な露光不足に暗く沈む。
夜の紅葉、常識的な映像。違和感はないが・・・・ストロボを焚かないと、こうは写らない。

シャッター速度を遅くすると、暗かった空の光を捉え始める。

更に 露光時間を伸ばすと、昼間の秋の空のような写真となる。

25秒という長時間露光は、裸眼では暗い夜空も、明るい空になり ハイキー調の写真になる。
こんな風景も、ありそう・・・と思ってしまうが、実際見たことがあるかと聞かれたら、見たことないと答えざるを得ない。
紅葉というより、早春の高原という雰囲気です。
昼間、この色温度で、風景を見たことがないのでしょう。
過去の類似の経験(記憶)を探り、それに近いものと類推する。
これは、小生の心象風景ではありません。
カメラの眼が捉えた光景です。
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- 2015/12/11(金) 09:43:12|
- Night walk in Tokyo
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