FC2ブログ

本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

・・・・・・戸越(とごえ)の里の 秋の夕暮れ

四季の変化の豊かな土地に育った、日本人は 移ろう季節の瞬間を、鋭敏に捉え、様々な作品を残してきた。
山水画,、襖絵、浮世絵、焼きものの上に描かれた絵、お茶道具、様々な時代に編まれた歌集・・・・
その伝統を反芻し、更に発展させ、日本人の感性を磨いていく。
風景を写真に収める、お花の接写撮影し、喜ぶ。・・・これは、日本人の心の伝統を受け継いだ、一種の教養活動だろう。
お師匠さんの指導の元、お師匠さんのように撮って、悪いはずはない。
プロを先生とする写真教室は、デジタルカメラになり盛んになってきた。
--------------------------------------------
日暮れ時、公園を散歩していた。
秋の陽はつるべ落とし、光線の状態は刻々と変化していく。
秋の暮れDSC05511
とごえ(戸越)の里には、紅葉する樹は少ない。
イロハ紅葉の色づくのは、あと一週間かかるだろう。
秋の暮れDSC05517
10分もすると、陽は傾き、空の調子が落ちる。
内蔵の小さなストロボを焚く。
その光に豪華な秋の錦絵が浮かび上がる。
この時を、待っていた。
ほんの一瞬、撮影できるチャンスは10分くらいだろう。
秋の暮れDSC05501
野良猫が 今日のねぐらに戻ろうとしてか、倒れた樹の道に消えていく。 
もし、ここで、小生に文才/教養があったら、
歌の一首、俳句の一句も 詠む(吟じる)ところだろう。
日本人のきめ細やかな感性の伝統、小生まで伝わってこなかったようだ。
スポンサーサイト



  1. 2015/12/01(火) 15:25:15|
  2. 散歩
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<夕暮れをモノトーンで   撮る写真、作る写真 | ホーム | 光の渦>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://alchemystsasaki.blog.fc2.com/tb.php/615-9dfb10f3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

読み解く写真、心に残る写真を・・・ (117)
思い出の写真 (25)
遥かなる寧夏 (35)
新幹線の見える街 品川 (6)
フィルムの眼 (81)
レンズの眼、カメラの眼 (31)
デジタルカメラは記録機器 (13)
映し出された世界 (28)
水辺の光景 (18)
勝島運河 (16)
写真の技法 (146)
旅行・観光 (7)
ある場所、ある瞬間 (93)
デジタルで遊ぶ (29)
Silent City (8)
??? (21)
Street Photograph (26)
都会の景観 Tokyo (195)
Night walk in Tokyo (33)
散歩 (234)
猫、犬、鳥 (9)
白木蓮 (18)
黒い花 怪しい花 (53)
樹、草、花  (63)
桜  (118)
ひまわり (38)
竹林 (11)
八つ手 (9)
百日紅(さるすべり) (29)
オールドレンズの密かな楽しみ (33)
人物 ポートレート 踊り (35)
Photo彩遊 (27)
品川宿 (9)
その他  (31)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR