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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

お彼岸 墓参り

安保法案の成立を願って自民・公明の議員に投票した人はどれだけいたのか?
そんなの聞いていないよ~~と思った人も多いだろう。
その自民・公明の議員が安倍首相を選んだ。
安倍首相を 直接選挙で選んだわけではない・・・と暗澹たる思いで、国会中継を見ていた。

カール・セーガンの著書を読んだのは、20年以上前になる。
銀座の丸善 洋書の置き場に、話題の本として平積みにされていた。
題は 確か「Demon-Haunted World」だった。
カール・セーガンの死亡が伝えらえれ、特集が組まれていたのかもしれない。
偉大な「サイエンス」の啓蒙家である。

サイエンスとは何か? この最も基本的なことを、大学では習っていない。
本を むしゃぶるように読んでいた。辞書を引きながら・・・
その時初めて、自分が無意識にも獲得したScience(サイエンス)という理念(哲学)はDemocrasy(民主主義)から派生した娘のようなものであることを知る。

更にさかのぼること25年前、70年安保の時代、サイエンスとデモクラシーの関係をしっかりと認識していた理系の大学教授は いただろうか?と その本を読みながら考えていた。
「ナンセンス」の一言で おろおろしていた大学教授の姿を思い出す。
「なに 4年もすれば、学生は総入替になっている」と 嘯いてた教授もいた。(なにも変えたくない、教授の特権は享受すべき)
カール・セーガンの著書を読んで、当時の大学に「学問の自由」の精神はなかった・・・と改めて思い知っていた。
今の学生はどうだろう?? Scienceは 金儲けの道具ではない、Democracy精神の発露だ。

人間は間違いを犯す。
こうありたいという願望がある。
こう違いないと確信する。
人間の心の中には 常にDemon-Haunted している。
「確信は嘘より恐ろしい真理の敵」 
思い込みというDemonに光を当て、検証し、過ちを正すののが Scienceの精神。
サイエンスとは 無明に光を当て ハッキリと正体を暴く。 Science as a Candle in the Dark
仮説と証拠(Evidence)そして検証。一つずつ積み上げていく手法がScienceである。
これが フランス革命(Democracy)によって認められ、確立した理念である。

安倍首相の心に Demonは巣食っていないか? これが正義だと頑なに思っていないか?
彼は「日本を取り戻す」と叫ぶ。
決めるときは誰が反対しようが決断する・・・自己陶酔?しているようにも思える。
しかし過去のどの時代の日本に戻りたいのか・・・いくら国会答弁を聞いても不明。
小生なら 戻りたい過去の時代などない。過去は全て人権蹂躙の世界だったから。
「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」
お彼岸DSC03945
9月20日 秋の彼岸が始まった。
菩提寺のある白山へ行く。
安保法案が国会を通たことを知ったら、
戦争時代に青春時代を送った父や母はどんな感想を持っただろう・・・と思うと忸怩たる思いがある。
硫黄島の生き残り(たまたま、本土に帰還していた)とは、生前 一言も語っていない。
母から父が亡くなってから聞いた話。

安保法案を通したことで、歴史の転換点になるかもしれない。
賛成票を投じた議員が、次の選挙で落選していくか、当選するか、
父なら、母なら、賛成した議員には投票しないだろう。
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  1. 2015/09/21(月) 21:33:46|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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