フィルムで写真を撮る。
一本撮り終わったら、カメラから出し、現像する。
フィルムが乾いたら、切ってネガシートに収める。
それまでは、立っての作業。
フィルムスキャナーでPCに画像を取り込む。
それからは座っての作業になる。時間がかかる。
今のPCはマルチタスク、PSEを動かしているときも、インターネットに入っていける。
そこで、YouTubeに入り、音楽を聴きながら、画像の編集をしている。
この頃は、別府葉子さんの歌を聞きながら、作業することが多い。
「百万本のバラ」が 最初だった。
沢山の歌手が歌っている。聞き比べていた。
個性的な声だと、思わず聞きほれて、マウスを持つ手は止まる。
なかには、幾度も繰り返し聞いていると、厭きてくる、もういいという気になる歌手もいた。
耳に優しく、嫌味のない声が、良い。作業が止まることはない。
いつも YuoTubeで歌を聴いているのは、申し訳ないと、先日 東京でコンサートが開かれるということを知り、、ローソンでチケットを購入し、聞いてきた。
YouTubeで歌手を知り、ローソンでチケット販売、コンサートへ行く。時代は、確実に進化を続けていく。
一時代前は、メジャーな音楽事務所へ入り、デビューする。 そこにラジオやテレビがのっかっていた。
インターネットを使うと、メジャーな音楽産業経由でなくとも、個人でも成り立つ道が開けてきたということだろう。
9月4日の夕方、市ヶ谷の駅にいた。
コンサートの様子を、写真に撮ろうとは思わなかった。ただ、外出するときは、必ずカメラを持ち歩くようにしている。単なる習慣です。

思ったより、時間がかかった。

まだ 空には陽の微かに明るさが残っていた。
会場に着いたのは、開演の10分前。
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以下の2枚は、コンサートが終わり、市ヶ谷の駅で 撮影したもの。9時を少し過ぎた頃だろう。


ちょっとびっくりしたこと、面白いと思ったこと、色々あったが、まだ 気持ちの整理がつかずにいる。
あるとき、ポッと思い浮かべ、そうだったと気づくのだろうだろう。それだけ、頭の回転がのろくなっている。
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新曲で「砂漠のバラ」という歌を唱っていた。作曲・作詞は別府葉子さんのオリジナル。
歌うまえに簡単な説明がある。
「あぁ、あの石のことか・・・」
棚に置かれている石を思い出した。
土産ものとして貰ったもの。
両親は、1980年代よく外国旅行した。古い遺跡を見るのが好きで、エジプトや中国、インド、チベットを巡っている。
その時の土産だったのだろうか? だとすると、エジプト? 或はシルクロードの旅で敦煌へ行っている。その時 求めたものだろうか?
2000年頃、兄夫婦が、やはりエジプトや、チェジニアなど北アフリカへ2,3回出かけている。
当時 まだ 母が健在で、しきりにその良さを話していたからだろう。「足の動くのは60歳代」とけしかけていた。
その時、土産にもらったものかも・・・
「砂漠のバラ」 棚に置いてはあるが・・・あまり気にしていなかった。
まして、それに「砂漠のバラ」という名がついていることも知らなかった。
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2006年5月の連休に内蒙古を旅行していた。英語の通訳 一人を連れて。

見た瞬間、家の棚にある石を思い出していた。
賀蘭山の西、オルドス砂漠(内蒙古自治区)にある町に泊まっていた。
ラマ教の寺院を見に行ったとき、寺の前の広場は、様々な石を売るマーケットになっていた。
こんな ところで採れるのか・・・・
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別府さんの説明で、さっと、この石を思い浮かべていた。
あの石に違いない。

コンサートのプログラムをバックに、我が家の「砂漠のバラ」を撮影してみた。
「砂漠のバラ」の歌のオマージュとして。
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- 2015/09/09(水) 19:20:22|
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