色は印象色と言いますが、それが、どうも自分には不確定。

タイムスタンプを調べたら4時26分41秒に撮影していた。太陽は雲に遮られ、薄暗かったが、空には明るさが残っていた。
このままシャッターを切ったら、カメラは空の明るさを入れ、向日葵はうす暗くなる。
向日葵に合わせ、+2 露光を補正したら、空は白く無表情になるだろう。
内蔵のストロボを立てる。シャッターを押すと、カメラは自動的に絞り、シャッター、距離を合わせてくれていた。
撮影データーは全て、記録してくれる。 あとで、それを見て(読んで)なるほどと思う。 昔、日中シンクロ、それなりの写真技術を持たないと、できるテクニックではなかった。
今は、カメラに「全てお任せ」で撮影できる。
空は、見たときの印象に近い。ストロボを焚いたので向日葵の花は明るくなったが、もう少し派手だったような気がする。何より違うのは、背景がもっと鮮明で明るい印象を持っている。
画像をプリントするときは、エプソンのプリンターを購入したとき同梱してあった簡易版のPSE(プリントショップエレメント)を使っている。
これで画像の調整したら、好みのキャッチーな写真になるだろうか?
試してみた。

黄色い大輪の向日葵には、青空が似合う。 トーンカーブを調整し空の調子を落とすと…青空が見えてきた。
自分の眼で見るのではなく、常識で見ているのかもしれない。
そんな感覚が刷り込まれているのだろう。・・・こうすれば綺麗と。
向日葵は、もっと明るくしたほうがいい。 黄色(Y)彩度を上げ、明るさも上げた。
見栄えはよくなったが・・・キャッチーとは言えない。
「おや」と思える意外感はないし、いままで滅多に見ることのできない光景でもない。
彩度を変え、部分的な覆い焼きを行ってみた。

Rの彩度を上げ、明るさを調整、全体にコントラストをあげた後、マジック~~とかいう領域を指定するペンで囲い、覆い焼きをする。
ものの10分もかからず、このような写真となる。データーは全て画像にあったもの、それを利用するだけ。
他の画像からの切り貼りをしたわけではない。合成写真というわけではないだろうが・・・やはり、何故か嘘っぽい。
ソニーαのアプリに、ライト・シャフトという処理ソフトがある。残念ながら(幸運にも・・・)NEX-3ではサポートされていない。
それを使えば、後ろの塔から 光のビームを発射させることも、造花の向日葵の中心にある電球から、光芒を四方に散らすこともできるだろう。
なかったビームを画像に付け加える、あるいは、微かな光芒でもあれば、それを強調し、画像に神秘感を付け加える・・・そんなことも可能になっている。
個人的には、そんなことしていいのだろうか?と思うが、アプリが販売されている以上、需要はある。消費者には支持されているのだろう。そして、やがて、その機能は カメラに組み込まれていく。
「~~のカメラ、写りが良い」という評判がたつ。
高価なデジタルカメラは、コンピューターのかたまり、キャノン、ニコン、ライカ、フジ、ミノルタ、オリンパス・・・・
綺麗な写真の量産化の時代に入ったような気がする。
「あなたは、シャッターを押すだけ。」
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- 2015/09/03(木) 13:01:43|
- ひまわり
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