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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

東馬込あたりを 彷徨する。  KievⅡを持って散歩(3)

最初の一カットは大崎で撮影したもの。
その後10カットほど大田区の東馬込あたりを写したものが続いていた。
東馬込あた771-12
品川区に住んでいた写真家「中村立行」の写真集が、図書館に置かれていた。
中村立行氏は、戦前から戦後にかけ宮前小学校の美術の教師をしていた。
氏の写真集によれば、戸越銀座駅、戸越公園駅、下神明駅の三角形の区域、戦災(焼夷弾)により焼野原だったという。
この辺りは戸越公園駅から南西方向に歩いて15分ほど、直線で800mも離れていない。
戦災に合わなかったのか、時に古い家を見る。大朝日とは・・・少し大げさ。古い看板ではないが、建物は古るそう。
東馬込あた771-13
紫陽花が咲いていた。
東馬込あたり771-9
梅雨の季節だが、天気は快晴。綺麗な雲が出ていたので 一枚。 レンズはJupiter-3 50mm F:1.5 1950年製。 戦前のツアイスの作ったコンタックス用、最後の1.5ゾナーレンズと同形。
当時ソ連邦にあったキエフで組み立てられている。レンズの硝材は、イエナにあったものだろう。何本か 1.5ゾナーを持っているが、このレンズが、一番いい。といっても、その差は ごくわずか。それで作品の優劣が決まるわけでもない。
一時 レンズだ、レンズだと、たくさん集め、撮影し 比較しましたが、重要なのは撮る人のカメラアイ。
カメラアイのない小生が、うんちくを傾け、あれがいい、これは、ここがいいなど 比較したところで、作品には差が出ない。
それくらい、今のレンズは優秀です。そして昔の丁寧に作られたレンズも優秀です。
東馬込あた771-15
逆光での撮影。1950年製のゾナーですが、ハロも出ず、コントラストも十分でていると思います。
最新のデジタルカメラ、ライカ・モノクロムで撮ればもっとくっきりと撮れるかも・・・しかし、それはレンズではなく、カメラ内の画像処理エンジン(コンピューター)の優秀さによるものではないか・・・と(自分勝手に)推察しています。
作品つくりの根幹を、メーカーのプログラマーに握られて何が楽しい?それも、作品つくりをフィルムに固執する一つの要因かなぁ。(自己矛盾していますが)
東馬込あた771-17
古いレンズなので、レンズの保護にUVフィルター(日焼け止め)を付けています。露光は 空に合わせたので、f:11/250秒だったと思います。(メモ 紛失)
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  1. 2015/08/08(土) 09:50:22|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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