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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

蕭山賓館

朋は蕭山に住む。
最初に訪れたのは1994年の暮れの頃。(使ったカメラはオリンパスのバカチョンカメラだったと思う)
蕭山賓館Untitled-16
蕭山賓館は、市中心路と人民路の交差点に建つ市一番の高級ホテルだった。(5階建てだったか・・・)
画面左の赤い垂れ幕の下に入り口があった。入り口は市中心路に面している。
市中心路というぐらい、ここが当時の蕭山市に中心だった。
しかし、繁華街と呼べるのは、僅か500mにも満たなかっただろう。
市の庁舎は人民路より1つ北に延びる道(運河が流れている)沿いにあった記憶が残っている。
あずき色の小型車が目立った。この車が中古となり、7年後 寧夏回教自治区を訪れると タクシーに使われていた。
蕭山賓館DCP04650
2001年9月 7年ぶりに蕭山を訪れる。(使ったカメラはコダックの100万画素デジタルカメラ、単三電池で動くので、電子回路が劣化していなければ、今も使えると思う)
ここで 初めて 朋となる人物に会う。
1994年訪中したとき、今思えば、会うチャンスはあったはず。小生の配慮が不足していたのだろう。
道路は 綺麗に整備され、蕭山賓館は改築され大きなホテルになったが、それに匹敵するホテルが更に2つ 新設されていた。
ホテルの入り口は人民路の方に変更。ジュエリーショップとケンタッキー・フライド・チキンの店が市中心路に面し、できていた。
輪タクと自転車の数は減っていたが、まだ輪タクは健在で、市内2km位なら5元で乗れた。
今回の蕭山訪問は5年ぶりである。
その変貌ぶりに驚いている。
2010年ごろの画像を探したが、蕭山賓館が ハッキリと写っているものは 見つからなかった。
蕭山賓館765-1
市中心路の道幅が広くなり、街路樹は植えられたばかりだった。鬱蒼と茂る木陰の道は失せていた。
杭州と合併し、すでに4本の地下鉄が開業。
市中心路の下を地下鉄は走る。
蕭山賓館の交差点に地下鉄の乗り場があり、そこから北へ2駅の場所に、壮麗な蕭山区の新庁舎が建設されていた。
記録なら、デジタルカラー写真のほうが、情報量は多く最適だろう。
モノトーンフィルムでは、色の情報は失せる。カラーフィルムでは褪色の問題がある。長期の保存性は問題だろう。
デジタルデーターを損なうこと保存できるなら、デジタルに軍配は上がる。しかし データーのフォーマットが未来永劫続くという保証はない。記録媒体の変更も要注意。磁気テープから、フロッピーへ、そして、光磁気デスク、、CDやDVD、さらにUSB、ハードディスク、そのたびにこまめにバックアップしておかないと、読めなくなる。画像データの形式も変化している。8ビット時代のPICファイル、まだ読めるだろうか??
蕭山DSC02205

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写真を 絵画のような芸術作品と 思いたい人がいることは確か。
美しい写真を撮りたい、キャッチーな写真を撮りたいと 頑張っている。
カメラは、良いほど(高価なほど、と同義らしい) 美しい写真、キャッチーな写真をものにする確率が増える。
構図に気を配り、ここぞというシャッターチャンスには、機関銃のごとく連写をする。
以前の小生もそうだったが・・・ この頃は億劫になり、飽きてきた。

機械式のカメラでは不可能に近い撮影も、最新のテクノロジーを詰め込んだ、高価なデジカメは可能にした。
美しい写真、キャッチーな写真の量産化時代を迎えている。

そうなると、今度はその反動で、うまい(上手な)写真より、いい写真が 撮りたいと思うようになる。
今回の旅行では、ソニーのデジタルカメラと、フィルカメラのBessaRを持参。
フィルムは Rollei Retro80Sと Rollei Infrared400Sを使用した。
交換レンズはデジタル用にCosina 28-80mmズームを持っていったが、ほとんど使わず、E16mmF:2.8を使用。
BessaRは50mmレンズのみで、交換レンズは持参しなかった。
美しい写真でなくてもいい。何年後かに、「いいなぁ」と思える写真を撮りたいものだ。
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  1. 2015/07/18(土) 12:44:59|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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