6月中旬 彩游の仲間に誘われ、池上本門寺の妙見堂へ紫陽花の花を撮りに行った。

この石段を登った先に妙見堂がある。
集まったのは3名。少々さびしい。
紫陽花は、この時期どこでも咲いている。 なんでわざわざというところだろう。
妙見堂の紫陽花、有名ではない。地元の人か物好きが知る程度。
沢山の紫陽花が、広大な敷地に植わっているわけでもないが・・・・
「紫陽花の種類は豊富」と妙見堂をお守りする人が、自慢げに語っていた。
花の知識を持たない小生には、どの紫陽花も同じに見えてしまうけど。

確かにクローズアップで撮影したら、どこの紫陽花か、分かるはずもない。みんな似たり寄ったりの紫陽花になる。
それでは嫌だと、人によっては、霧吹き持参で、葉に水玉を作り、LEDのライトを当て、ドラマチックな演出をして撮る人もいるが、彩游の仲間には、そういうことを「良し」とする人はいない。というより、億劫なのでしょう。そこまでして綺麗な写真を撮ろうとはしない。せいぜい、PLフィルター、ソフトフィルターなどを使う程度。

散歩して、写真を撮り、頃合いを見計らって、近くの呑み屋に・・・それが目的だ。
雲が割れ、白い紫陽花の所だけ日差しが届く。
モノトーンなら、格好の撮影チャンス。カラー向きではありませんが・・・ついこうゆうところに眼がいき、シャッターを切ってしまう。
PLで葉のてかりを調整すべきところでしょう。

狭い境内ですが、広角側で遠近感を強調してみました。

わざと暗い場所の紫の紫陽花を狙っていました。そのほうが、なんとなく幽玄、人の気配を薄めてくれます。

あまりに陰に入っていたので、内蔵の小さなストロボを強制発光。空の光とバランスさせました。

禁断の内蔵ストロボを使ってしまいました。
こうなると覚醒剤と同じ、使い続けてしまう。
ストロボなしだと f:5.6~f;8で1/100秒で撮影するところ。
そうすると背景のお堂が明るくなり、白の紫陽花が目立たなくなる。バックを暗くするためには・・・ストロボを強制発光させる。
でも、ストロボを焚いているようには見えないでしょう。姑息な老人の演出写真です。ただし、被写体には指一本触れていません。

これは、ストロボを焚いたのがわかりますね。
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- 2015/06/29(月) 20:15:37|
- 樹、草、花
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