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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

自撮り

ふらふらと 新橋の町を彷徨しているとき、この影を発見した。
しかし、どうして、シャッターを切ったのだろう?
自撮り738-16
軽く操作の簡単になったデジタルカメラを、棒の先につけ、自分の姿を撮ることが流行っているらしい。
仲良し仲間と旅行、気に行った場所が見つかると、棒の先のデジカメをあやつり、はいチーズ。
行きづりの他人にシャッターを押してくださいと頼む必要はない。
自然な雰囲気がそのまま持続し、ワイワイはしゃぎながら写真を撮っている。
その表情、屈託がないなぁ~~と思う。
画像をそのままネットに流す人もいる。 
デジタルカメラは、コミュニケーションの道具になっている。新しい使い方だろう。
羨ましい限りだ。
それに比べ、このしょぼくれた感じはなんだろう?

ふと、Vivian Maierの写真集を思い出していた。
無名のStreet Photograher。
休日、ローライフレックを首から下げ、シカゴの町を写し続ける。
死後、膨大なネガが発見される。
鏡に映る姿を撮ったセルフポートレートが残っていた。
姿は凛として美しい。気難しそうにも思える。
写真の腕は確か。
雑誌の編集者に取りいる器用さがあったら、写真を職業とするカメラマン(ウーマン)になっていただろう。
それができないのがVivian Maier。
人付き合いは下手でも、人の内面を見つめる眼をもっていたと思う。
Street Photographer アマチュアで終わった街頭写真家。
二眼レフをあやつり、人々の/街の 表情を捉えていく。
やっていることは似ているが、だいぶ違うなぁ。
もう少し、しゃんとしないと。
Vivianに敬意を込めて、正方形にトリミングしてみた。
-----------------------------------
デジタル写真が、コミュニケーションツールで、外に向かって気持ちを発信するものなら、
白黒フィルムの写真は、内向的なものかもしれない。
内省的なものが、美しいとは限らない、楽しいものとは限らない。
嬉しいこと、楽しいこと、美しいものを記録するならデジタルカラーだろう。
モノトーンフィルム、時代の流れに合わなくなっているのかもしれない。
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  1. 2015/05/08(金) 10:12:17|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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