「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」
毎年、同じように桃や李(スモモ)の花は咲くが、見る人は年ごとに変わっていく・・・
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50年以上前、まだ紅顔の美少年??だったころ、高校の授業に漢文の時間があった。
先生は年配のちょび髭をはやしている方だった。
「行逢落花長嘆息」 可愛らしい乙女だって、落ちていく花を見て嘆息、容姿の衰え恐れている。
「伊昔紅顔美少年」 彼だって昔は紅顔美少年、今は、「半死白頭翁」となってしまった、憐れんでくれよと・・・
生徒は神妙な顔をして、授業を聞いていたが・・・先生のチョビ髭顔を見て、内心にやにやしていた。
あのちょび髭が・・・紅顔の美少年!?、美しい乙女との恋愛??
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先生の年齢を、もうとうに超えている。若い時実感できなかったことが、少しずつ分かるようになった気がする。
先生からは、遅すぎると、怒られるところだ。
中国で花といえば、梅だろう。桃や李もはいるのかなぁ。牡丹も好きなようだ。
日本なら桜だろう。
毎年、この季節になると、桜の花の撮影をしている。もう撮り尽くした、今年はもういいだろうと・・・思っていても、開花の声を聴くと、うずうずしてしまう自分がいる。
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3月26日 東京にも桜前線が上ってきた。

まだ、開花しない桜もある。日当りのいい桜は3分咲きか、すでに遊覧船が目黒川を登ってきていた。

目黒川、それほど広い川ではない。両側の桜が咲くと、川面を覆い隠していく。
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3月25日(昨日)遠出。
桜を追う。
ここはどこでしょう?

実は、都会の真ん中、日比谷公園。

五分咲。暖かな一日で一気に開花が進んでいる。

公園内の一画に、B級グルメのフェスティバル会場ができ、沢山の人が出ていた。

会場を離れ、ベンチで缶ビール・・・それもいいなぁ。
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3月28日(今日) 地元の戸越公園を偵察。日比谷公園より、開花は遅いようだが、それでも三分から四分咲になっている。

桜の根元では、はや宴会が始まっていた。
ごちゃごちゃで見苦しいと、フレーミングでカットした。
空にある白い斑点、それは月です。
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目黒川、来週の水曜ごろには満開になるでしょう。
そうすれば、日曜は花吹雪、川面に花筏ができるかも・・・・
同日、隣接する文庫の森公園で、町内会の花見をすると言っていたが・・・
花吹雪の下の宴会も面白そう。カメラ片手に目黒川の花筏を追いかけるのも・・・いいなぁ。
年年歳歳花相似 歳歳年年人不同
どうしたものか?
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- 2015/03/28(土) 23:17:30|
- 桜
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