FC2ブログ

本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

新宿 西口

50年近く前から、西口にある「淀橋カメラ」に通っていた。どこよりも値引きが良かったから。
当時 西口は再開発が始まったばかり、淀橋カメラは、猥雑な香りのする駅前旅館の脇の道を入ったところにあった。
連れ込み風の旅館があるくらい、人通りもそれほど多いわけではない。
西口で、当時の面影を残すのは、今は「思い出横丁」という名前を掲げる、線路際の狭い一角だけになってしまった。
しかし、当時を知るものなら・・・「しょんべん横丁」と呼んでいたのでは?
いまそのあたりを歩いても、微妙に雰囲気が違っているのに気づく。こんなのとは違うなぁと思う。
写真を撮ってみたけど・・・納得できない。何かが抜け落ちている。
確かに、都会の異空間、戦後の雰囲気を残し、撮れば、それなりに フォトジェニック。
そういうところを好んで撮影する人もいるが・・・安直すぎないか?
「対象の力強さが写真の力強さでない」
止めおこう、対象の異様さに おんぶに抱っこの写真になるだけ。
記憶の「しょんべん横丁」を汚している気がした。

再開発された西口を散策する。駅前を外れると、人通りは少なくなる。
西口716-28
東口の地下街とは、かなりの差がある。
差というより異質といったほうがいい。
西口716-20
これが再開発なのかなぁ。
西口716-19
人が生活する空間ではないだろう。
西口716-23
通過するだけの空間かも・・・
西口716-26
都庁を撮影。思いっきり白黒のメリハリをつけてみる。異質な都市には、異質な焼き付けが似合う。
この西口再開発、都市計画として成功例だったのか? 
住む場所ではないことは確か。
今、大崎は再開発中。そろそろ終わりかと思ったら、また新たな空き地ができ、工事が始まった。
西口のような空間ができたら・・・大崎に住む人、土地に愛着を持ち続けることできるだろうか?

スポンサーサイト



  1. 2015/03/27(金) 10:02:00|
  2. 散歩
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<花、花、花  もう撮るのは止めと思えども・・・ | ホーム | 新宿 東口>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://alchemystsasaki.blog.fc2.com/tb.php/486-a4de2c63
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

読み解く写真、心に残る写真を・・・ (127)
思い出の写真 (25)
遥かなる寧夏 (35)
新幹線の見える街 品川 (6)
フィルムの眼 (112)
レンズの眼、カメラの眼 (43)
デジタルカメラは記録機器 (13)
映し出された世界 (29)
水辺の光景 (19)
勝島運河 (18)
写真の技法 (147)
旅行・観光 (7)
ある場所、ある瞬間 (107)
デジタルで遊ぶ (29)
Silent City (8)
??? (22)
Street Photograph (26)
都会の景観 Tokyo (204)
Night walk in Tokyo (33)
散歩 (280)
猫、犬、鳥 (9)
白木蓮 (19)
黒い花 怪しい花 (60)
樹、草、花  (74)
桜  (139)
ひまわり (38)
竹林 (11)
八つ手 (9)
百日紅(さるすべり) (29)
オールドレンズの密かな楽しみ (34)
人物 ポートレート 踊り (35)
Photo彩遊 (27)
品川宿 (9)
その他  (32)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR