MonochromeX展の帰り、
渋谷駅近くで撮った写真。
小さい頃はよく渋谷に遊びに来ていた。
東京文化会館ができたとき、屋上に銀色に光るドームがあった。プラネタリューム。
天文少年だった小生は、級友を誘い、何度も星空を見にドームに通った。
その文化会館もなくなり、新しいビルに建て替わっている。
東横線のホームも地下に潜ったことを聞いていたが、
確かに工事用の塀に囲まれ中を伺うことできない。
再開発で駅前は雑然としていた。変化の激しい街という印象が強い。

「時を掴んだ」歌手というのは、すごい。
時はどんどん過ぎていくが、ともに同じ空気を吸い、生き、思いを共有した感動が、今も消えず心に残っているのだろう。
残念ながら、小生にはそのような歌手はいなかったが・・・・

数年前まで、このどぶ川が「春の小川」に歌われた渋谷川だとは知らなかった。
以前見たときは、水が底を流れていたのですが・・・・今は乾いている。
渋谷の街を流れた春の小川は、蓋をされ暗渠となり、その上に渋谷の市街地が立ったのだろう。
その後、地下の再開発工事が進み、水脈は断ち切られ、巨大なチューブの下水管に変身したのだろうか?
地上に残った春の小川、いまは単なる雨水溝になってしまった。
時が過ぎれば、全ては忘却の彼方、尾崎豊も、春の小川も・・・しかし、見えないものでも想像する知性があれば、春の小川も、尾崎豊も見えてくるはず。

東横線のプラットフォームがあった場所らしい。JR山手線のホームが見える。

ホームに注目するなら、パノラマ風にトリミングするのがいいと思う。
都市のコンクリート構造に注目するか、プラットホームの人影に注目するかで、レンズの選び方、フレーミングに違いが出る。面白いところだなぁ。もう一度、今度は交換レンズ持参で来てみようかという気にさせてくれる。

でも、やっぱり、スナップ写真が好きだ。縦位置でフレーミングしてしまうけど。
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- 2015/03/12(木) 09:12:36|
- 散歩
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