fc2ブログ

本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

散歩 近所の戸越公園

写し方を試すとき、あるいは季節を感じる風景を撮りたいと思ったとき、戸越公園へ行く。
戸越公園DSC07450
「寒」を撮ろうと、白金の自然教育園で「風と氷」に悪戦苦闘していたころ、その練習を戸越公園で・・・その中の一枚。
今、見直すと、その後畠山美術館で観た「琳派」の影響を感じる構図です。意識しないでも・・・染みついているのでしょうね。困ったものだ・・・
戸越公園DSC07890
2月末、まだ北国へ帰らない。
たくさんの鴨が、池で泳いでいた。野鳥を撮る趣味はないのだが、(感性の欠如か、撮る必然性を持ち合わせていない)激しく水しぶきを上げる姿に、シャッターを切っていた。
戸越公園710-8
3月4日 暖かくなったが、まだ帰らない。珍しくこの日は、135mmの望遠レンズ付カメラを持って出た。
夕方の斜光が鴨に当たる。f:8/125秒が鴨には適正露光、水面のディテールまで出すなら二絞り開けたほうがいいだろうと思った。普段ならf:4/125秒を選ぶところだが、水面を暗く落とそうと思い、f:8/125秒を選んだ。(f:4/500秒では、後ろの鴨はぼやける)
そして、やや押し美味の現像をした。狙いとおり。
写真を撮るのに・・・理屈ばかり・・・で撮っています。
理屈はいらない!!といわれても、直感で撮るほど感性は豊かではありません。
鴨までの距離は2mぐらい、レンジファインダーカメラだが、KievⅡ、ContaxⅡa、S型ニコンの距離計精度は高い。135mmレンズでも、ピントはしっかりと合う。
戸越公園710-16
135mmの望遠付カメラを持つと、眼まで135mmになるのか・・・気づかなかった構図を発見する。
戸越公園から、大崎駅のタワーマンションとビジネスビルが見えることを発見。
こんなこともあるのですね。


スポンサーサイト



  1. 2015/03/08(日) 22:41:48|
  2. 散歩
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<夜の白梅 (戸越公園) | ホーム | 池上梅園 梅の香>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://alchemystsasaki.blog.fc2.com/tb.php/471-7c1150ff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
未だフィルムカメラの沼から抜け出せない。
もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

読み解く写真、心に残る写真を・・・ (139)
フィルムの眼 (163)
レンズの眼、カメラの眼 (58)
写真の技法 (152)
写真にとり憑かれた人達 (4)
青写真 (1)
新幹線の見える街 品川 (10)
映し出された世界 (29)
水辺の光景 (21)
立会川 (9)
勝島運河 (22)
旅行・観光 (7)
ある場所、ある瞬間 (167)
デジタルカメラは記録機器 (13)
デジタルで遊ぶ (30)
Silent City (9)
??? (31)
Street Photograph (27)
都会の景観 Tokyo (252)
思い出の写真 (25)
遥かなる寧夏 (35)
Night walk in Tokyo (41)
散歩 (331)
猫、犬、鳥 (10)
白木蓮 (31)
黒い花 怪しい花 (87)
樹、草、花  (102)
桜  (181)
ひまわり (43)
竹林 (11)
八つ手 (10)
百日紅(さるすべり) (29)
オールドレンズの密かな楽しみ (38)
人物 ポートレート 踊り (37)
Photo彩遊 (27)
品川宿 (21)
その他  (33)
オリンピック残映 (5)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR