写し方を試すとき、あるいは季節を感じる風景を撮りたいと思ったとき、戸越公園へ行く。

「寒」を撮ろうと、白金の自然教育園で「風と氷」に悪戦苦闘していたころ、その練習を戸越公園で・・・その中の一枚。
今、見直すと、その後畠山美術館で観た「琳派」の影響を感じる構図です。意識しないでも・・・染みついているのでしょうね。困ったものだ・・・

2月末、まだ北国へ帰らない。
たくさんの鴨が、池で泳いでいた。野鳥を撮る趣味はないのだが、(感性の欠如か、撮る必然性を持ち合わせていない)激しく水しぶきを上げる姿に、シャッターを切っていた。

3月4日 暖かくなったが、まだ帰らない。珍しくこの日は、135mmの望遠レンズ付カメラを持って出た。
夕方の斜光が鴨に当たる。f:8/125秒が鴨には適正露光、水面のディテールまで出すなら二絞り開けたほうがいいだろうと思った。普段ならf:4/125秒を選ぶところだが、水面を暗く落とそうと思い、f:8/125秒を選んだ。(f:4/500秒では、後ろの鴨はぼやける)
そして、やや押し美味の現像をした。狙いとおり。
写真を撮るのに・・・理屈ばかり・・・で撮っています。
理屈はいらない!!といわれても、直感で撮るほど感性は豊かではありません。
鴨までの距離は2mぐらい、レンジファインダーカメラだが、KievⅡ、ContaxⅡa、S型ニコンの距離計精度は高い。135mmレンズでも、ピントはしっかりと合う。

135mmの望遠付カメラを持つと、眼まで135mmになるのか・・・気づかなかった構図を発見する。
戸越公園から、大崎駅のタワーマンションとビジネスビルが見えることを発見。
こんなこともあるのですね。
スポンサーサイト
- 2015/03/08(日) 22:41:48|
- 散歩
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0