梅の有名なスポットはたくさんある。
そこへ出向き、プロのカメラマン写した構図に似せて撮影すれば・・・今はデジタル・・・美しい梅の写真ができるだろう。
しかし、それでは面白くない。見慣れた写真が並ぶことになる。まるで金太郎飴。
「対象の美しさが写真の美しさでないこと、
対象の力強さが写真の力強さでないことをくれぐれも忘れないで欲しい。」
土門拳の警句。
そうだなぁと思う。
咲く時期、天の運行、気象 ・・・ 身近の梅を見て何かを感じたなら、写すチャンスはある。
よし、撮ってみようと思う。
ベストなフレーミングと、「その時」を見出すのは知性だろう。
良いと思ったら、撮ればいい・・・とはいえ、光を感じたら、天体の運行を計算せざるを得ない。その計算法(理屈)はわかっている。天気予報を見る。日の出、日の入りの時刻、予想はできる。知性を働かせるべきだと思う。

結果が思わしくなくとも、それでいいではないか、経験値が上がったと思えばいい。
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戸越公園には4本ほどの梅の樹が点在し植えられている。
小さな紅梅の樹は、ようやく咲き出したところ。
梅を写すのは難しい。
明日、写真クラブ彩游の有志と、池上の梅園へ行くことにしている。
おそらく園内は、梅の香に満ちていだろう。
撮れなくとも、香りをかぐだけでも、良いと思っている。
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- 2015/03/05(木) 23:16:59|
- 樹、草、花
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