寒い日だったことを、思い出す。
彩游の仲間二人と落ちあい、CP+を見学した後、夕景を撮ろうと、赤煉瓦倉庫街に移動した。
年寄り三人、震えながら撮影。20分もすると、モールに飛び込み暖をとる。
最初の一回目は、持っていったデジカメで、
次の二回目は、マミヤ-6を使い白黒フィルムで撮影した。
1953年製のスプリングカメラ、レンズはオリンパスのD.Zuiko 75mm F:3.5、シャッターは精工舎製。まだまだ若者の部類、嫌な顔一つ見せず遊んでくれる。
しかし老体はそうもいかない・・・8カット撮ったところで、寒さに負け、第3回目はGive Up 。
結局ワインとチーズの祝宴になってしまった。

コダックのT-MAX100好いフィルムだと思います。非常に銀粒子が綺麗。
だが、今まで数えるくらいしか使ったことない。3度目ではないだろうか。

去年の秋、もう少しマミヤ-6を使ってみようと、T-MAX100 5本パック二箱購入した。そのまま冷蔵庫に保管してある。
やはり、6.6の大きなネガサイズはいい。
2Lにプリントすると、レンガ倉庫の左に三脚をたて撮影している女性の姿が小さく写っている、肩には大きなバックが掛かっていた。半切くらいに伸ばしたら・・・好いだろうなぁと思う。

写真は最終的には、紙に焼いて(プリントして)見るものだろうと思う。
これは時代に取り残された老人の、独りよがりな考えかもしれません。
この頃の写真の楽しみ方は、液晶画面で見ることに移っているようだ。
4Kや8Kのテレビが普及すれば、PCのモニターの画質が上がり、そうなるのかも・・・・
細かなディテールが奏でる画像の深さに感動する・・・これを味わうのが・・・写真だろうと思う。
ならば、モニターの性能が上がれば、いいはずである。
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このごろは、写真展を観に行くことが多くなった。
直にオリジナルプリントを見る。良いものです。いろいろな発見がある。写真家の努力の跡が伺えます。
なんだこれ、と失望することもあるが、好いプリントに出会うと、しばし見とれる。
どのように撮ったか、その秘密を探ろうと・・・している自分がいる。
そのうち、写真展の展示も、液晶の画面に替わっているかもしれませんね。
眼を近づけ、秘密を探ろうとしても、液晶画面では判別不能になっているだろうなぁ。
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- 2015/03/03(火) 15:12:22|
- 散歩
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