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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

水仙 スケッチ

これでも ソラリゼーション現像しています。
水仙696-18
85mmレンズ、レンジファインダーカメラで近づける限界まで近づき撮影。逆光です。露光をたっぷり加え、現像がほぼ終了するタイミングで電灯に晒し二次露光、それから標準の現像の30%の時間現像を延長しました。
銀の載った明るい部分の現像はそれ以上進まず、一方、暗い部分の銀塩は感光し、真っ暗な部分がなくなっています。
バックが灰色に浮き出て、水仙の白は抑制されているので、階調性が滑らかにつながり、しっとりと丸みを感じる。
もし、ソラリゼーション現像していなかったら、水仙の白い花弁は、暗いバックから鋭く切り立ち、眼に優しくなかったと思います。Rollei Retro80Sのフィルムは、この目的に合っていると思いました。
白黒の対比を強く意識させる撮り方もあるでしょう。その場合は、Tri-X、Kentmere400、Formapan400などの高感度フィルムがいいのでしょうね。森山大道氏の写真に白黒のマッスの美しい花の写真がありました。あれも、氏のたぐいまれな暗室作業の結果なのだろうと、想像しています。シャッターを押しただけでは・・・とてもできない。

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  1. 2015/01/24(土) 11:16:44|
  2. 写真の技法
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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