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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

藁囲い 

ISO25で露光し、現像してみた。
ISO25目黒不動694-23 Ⅱ
カメラはコシナ製BessaRを使用。 レンズは旧ソ連製Jupiter-3 50mm F:1.5。 1956年製のレンズです。絞り開放では、同時代のライカSummarit 50mm F:1.5より 写りはいいと思う。もともとは、ツアイスのf:1.5ゾナー。戦後 工場はソ連の手に落ち、ソ連邦のキエフに移築、そこでコンタックスマウントとLマウントのレンズが製造された。Lマウントのゾナーなど、戦前は思いもよらない・・・夢のようなレンズだが、Jupiter-3の名前では認知度は今一。
f:2.8 少し絞っているので、ゾナー特有の収差も目立たず、やわらかでかつコントラストの高い写真になっていると思います。
カラーで撮影するより、Retor80Sのモノトーン・フィルムで捉えたほうが、雪囲いのリアリティをしっかりと表現できていると思いますが、いかがでしょう?
ISO25の暗いフィルムには 明るい大口径レンズが最適。BessaRの距離計の精度から、f:2.8以上に絞らないと、ピンボケの可能性が出てくる。しかし、だめもとで、f:2、f:1.5で使っても面白い。
ISO25池694-11 Ⅱ
f:1.5で撮影。子供の後姿にピントを合わせましたが、少し後ピン。20cmくらいでしょうか。ロープに合っていました。
コンタックスマウントのKievⅡ、ContaxⅡaなら、ピンは合ったでしょう。
戦前 小型のライカカメラが市場に出て、大きな反響を呼ぶ。手持ちで撮影できるカメラ、しかも映画用フィルムを流用し、一回で36枚の連続撮影ができる。その評判に、世界最大光学機器メーカー、ツアイスは、コンタックスカメラを作って参入する。最初から50mm f:1.5のゾナーを揃えていたという。当時のフィルムの感度は低く、ISO25といえ、高感度の部類であろう。Retor80SをISO25で使ってみて、明るいレンズを必要としたことを、実感した。明るいレンズがないと、手持ち撮影は、かなり制限を受ける。絞って使いたかったら三脚は必須のアイテムとなる。
先人の苦労を、追体験している。これも・・・面白い。

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  1. 2015/01/19(月) 21:09:19|
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Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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