FC2ブログ

本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Rollei Retro 80S を使う。 材質感、生命感

フィルムを変えることは、カメラやレンズを変えるより大きな質的な変化をもたらす。
激しい動きの一瞬を捉えるなら高感度フィルムがいい。ザッラとした質感をだし、荒々しさを表現することもできる。Retro80Sのように銀粒子が細かく、感度の低いフィルムは、質感を精細に写しだすには最適である。フィルムによって、表現する方向が定まっていく。
Rollei Retro 80Sのフィルムを使いだして、そのことを痛感している。
このフィルムは、階調性がゆたか。
しかし、いざ豊かな階調性を生かした写真を撮ろうすると、難しい。簡単に撮れるというわけでもない。
材質感691-10
Retor80Sを、ISO100で使用してみた。
階調性を引き出すため、露光と現像の条件をどう合わせるか、四苦八苦している。まだ、コツは掴んでいない。フィルム1本のなかに僅か数カットしか、満足した調子に上がるコマができない。光を読むのが難しいフィルムです。
壁に落ちた影が面白いと、撮ってみました。実際の印象よりくっきりと影が出ています。壁のザラとした材質感も、強調されて写っていました。
材質感691-37 Ⅱ
夕方の弱い光に、水仙の白い花が浮き出ていた。光の当たっていない茎に合うよう露光を選び、撮影した。
白い花弁には露光オーバーだが、粘って白飽和していない。ボーと滲むように撮影できていた。
このフィルムなら、生命の持つ柔らかさを描き出してくれるような気にさせてくれる。
ISO25で試してみようか?
レンジファインダーカメラの最短撮影距離は、約1メートル。この写真は、トリミングしています。85mmレンズくらいの画角になっています。銀塩粒子が細かいので、4つ切りは問題ありません。おそらく半切程度までなら伸ばせるでしょう。
感度が低く 使い勝手は悪いが、しばらくは、このフィルムを使い続けるつもりです。
スポンサーサイト



  1. 2015/01/19(月) 15:04:44|
  2. 写真の技法
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<藁囲い  | ホーム | 一葉の写真に・・・>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://alchemystsasaki.blog.fc2.com/tb.php/435-560c5ab3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

読み解く写真、心に残る写真を・・・ (117)
思い出の写真 (25)
遥かなる寧夏 (35)
新幹線の見える街 品川 (6)
フィルムの眼 (81)
レンズの眼、カメラの眼 (31)
デジタルカメラは記録機器 (13)
映し出された世界 (28)
水辺の光景 (18)
勝島運河 (16)
写真の技法 (146)
旅行・観光 (7)
ある場所、ある瞬間 (93)
デジタルで遊ぶ (29)
Silent City (8)
??? (21)
Street Photograph (26)
都会の景観 Tokyo (195)
Night walk in Tokyo (33)
散歩 (234)
猫、犬、鳥 (9)
白木蓮 (18)
黒い花 怪しい花 (53)
樹、草、花  (63)
桜  (118)
ひまわり (38)
竹林 (11)
八つ手 (9)
百日紅(さるすべり) (29)
オールドレンズの密かな楽しみ (33)
人物 ポートレート 踊り (35)
Photo彩遊 (27)
品川宿 (9)
その他  (31)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR