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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

影を撮る

モノトーンで撮る場合、光の陰影が全て。
どうしても逆光気味の光の状態を探し撮る場合が多い。
カラーでは、色彩の美しさを求めるので、光はなるべくフラットに当たっているところを切り取ろうとする。
そこが、カラーとモノトーンの違い。モノトーンは、光に対する感覚が鋭くなるのではないだろうか?
特に、露出計のない昔の機械式カメラを使っていると。
師走、大崎近くを散歩して、陰を撮っていた。
陰686-11
レンズは1939年製のゾナーT 50mmF:1.5 バンパーに当たる日の光にゴーストのような滲みが出ているが、全体にフレァーがかかることなくコントラストは高い。
建物の壁の質感も失われることなく写っている。道路の白文字、マークもコントラスト高く描写できている。
陰686-12
都会の光は複雑。この光は、ビルの反射光。向かいの高いビルから来ている。
陰686-14 Ⅱ
これは、完全な逆光で撮影。少しゴーストが出ている。
それも味わい。
現在のレンズは、コーテング技術が発達し、コントラストが高く、ゴーストも抑えられているだろうが・・・・
この75年前のレンズで満足している。フィルムが手に入らなくなるまで、使い続けるつもりです。
カメラも、修理不能になるまで。

年末になり、昔のネガを整理していたが、モノクロ銀塩のフィルムは、昔のほうが銀の量が多かったようだ。
メーカーの技術開発があり、品質を損なわない範囲で銀の使用量を下げ、コストカットしてきたのだろうか?少しずつ行われていたのでは・・・わからない。
それが、少し気になっている。
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  1. 2014/12/30(火) 10:50:23|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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