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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

一本のフィルムから   (Minolta Hi-Matic F とFormapan400フィルム)

午前中は家の中でごろごろし、午後になるとカメラを携え散歩に出る。それが日課になっている。
しかし、寒さが身に染みるのか・・・外に出るのが億劫になっていた。
あれ、まだいるの?という細君(老妻と呼ばれるのが嫌なようだ)の声/視線に、ようやく重い腰を上げる。
冬の陽は早い。すぐに夕暮れが迫ってきている。
この頃は、軽いMinolta Hi-Matic Fに手が伸びる。フィルムはFormapan400。
バカチョンカメラと呼んだらメーカーは憤慨するかも。確かにレンズは優秀(というより枯れた技術のテッサー)写りに問題ない。38mmという広角気味レンズなので、距離合わせも容易、ピンボケ写真は少ない。(ないと断言できないが)絞りは四角形、この辺りはコストダウンしている。しかし、広角レンズでボケを楽しむこともないと割り切っているは正解だろう。
一本のフィルム684-1 Ⅱ
12月8日 写真クラブの講評会が新橋で行われた。例会後、一人新橋の呑み屋街を彷徨し、数枚シャッターを切る。クラブの面々は風景写真が主なので、こういうところまでカメラを持ってきて撮影する気にはならないようだ。カラーで撮って面白い被写体ではないでしょう。
一本のフィルム684-4
12月10日 「今日は行かないの?」の声に、カメラを持ち外へでる。第二京浜国道沿いに五反田へ向かう。家を出るのが遅すぎた。途中で日没となる。
一本のフィルム684-8
12月12日 まだ陽のある3時ごろ家を出たが、戸越公園内をぶらぶらし、下神明の駅に近づいた頃には日は傾いていた。まだ明るさのある空の下、子供が「タコの滑り台」の上に座り夕日を見つめている。この子は大物・・・と思いながら、一枚撮影。実際はもっと明るい光景ですが、全体を暗く焼きこんでみました。(これも写真表現)
一本のフィルム684-10
12月14日 大崎駅近辺を散歩していた。夕暮れ、コンコースにはサラリーマンの影あったが、空とコンコースの露光が違いすぎ、人影は黒く潰れる。自動露光カメラの限界だろう。二絞りほどプラス補正したいところである。
一本のフィルム684-17 Ⅱ
12月19日 目黒区と品川区の境にある林試の森公園へ。
逆光の条件でも 雰囲気をよくとらえている。高級カメラで撮っても、小生の腕では、これ以上は望めない。
なんでわざわざ・・・高価なカメラを欲しがるのかと反省。デジタル・モノクロームカメラ、手は届かないし・・・

寒いので、活動的でなくなっている。一本のフィルムを撮り終わるのに二週間も掛かっていた。
季節が良ければ(暖かければ)、1週間で1,2本のフィルムを使っていたのに。
ベルトがきつくなってきました。寒さに負けず、散歩しないと・・・・
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先日 林試の森へ散歩したとき、ついでにと三宝カメラまで足を伸ばしてみた。
棚を見るとキャノネットQL17に1000円の値札がついていた。昭和40年頃のカメラ、懐かしい。
母が使っていたのは、それより4年ほど前のキャノネットQで F:1.9のレンズがついていた。
レンズシャッターで、レンズ交換はできない。中級カメラという位置づけだが、レンズ性能は一流。
撮れた写真を伸ばし、自慢していたのを思い出していた。
Minolta Hi-Matic F 中古の棚に載ったら どのくらいの値がつくのだろう?
棚ではなくジャンク品扱いでかごのなかかも。100円? 500円? 
それでもよく写る。もう少しカメラに、そして、それを作った人たちに、尊敬の念を持ってもいいような気がする。
この時代までは、 カメラは消費材ではなかった。
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  1. 2014/12/23(火) 11:21:15|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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