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本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

カラーで撮る、白黒で撮る。 

12月8日(月) 参加している写真サークルの定例講評会が午後新橋で催される。
今回は、秋の撮影会で写した作品を持ち寄るいことになっている。
東京にも紅葉の季節がめぐってきた。
このチャンスを逃す手はないと、有志が集まり、午前中の2時間ほど浜離宮で撮影を楽しんだ。
幸い、天気には恵まれた。
愛用するソニーのデジカメNEX-3とバカチョンカメラ、Minolta Hi-Matic F にFormapan400のフィルムを詰め、2台を使い撮影を楽しんだ。
浜離宮DSC06473
Sony NEX-3には純正E16mm F:2.8のレンズを付け、撮影しています。フルサイズ換算で24mm、小生にとっては超広角レンズ。もう少し紅葉が赤く出るといいのですが・・・・変に色をいじくりたくないので、これが限界。
浜離宮683-10 Ⅱ
同じ場所で比較に白黒のフィルムで撮影してみる。
バカチョン・カメラと蔑まれるが意外によく撮れる。レンズは38mm、広角レンズです。使いやすい画角で違和感を感じない。軽いのがいい。お散歩カメラとしては最適と、この頃はMinolta Hi-Matic F を手にすることが多くなりました。
露光はカメラにお任せ、絞とシャッター速度がわからないのが難点。しかし、露光は適正だと思う。
結果は、カラーに軍配。モノトーン(白黒)は、たとえ上手に撮れてもキャッチーではありません。(白黒のトーンの美しさは、印画紙に焼き付けるか、プリントしてみないと、味わえないでしょう。)
浜離宮DSC06468
紅葉を白黒(モノトーン)で撮るのは難しい。地味なモノトーンでは色の美しさは表現できません。見栄えしません。
浜離宮683-8
落ちた葉を主役にしてフレーミング、紅葉の美しさに眼がいかないよう工夫する。これが限界でしょう。
浜離宮DSC06465
カラーは美しい所へ行き、天候に恵まれれば、いいなぁと思う心地よい写真を撮ることはできる。それを同じ構図でモノトーン・フィルムで撮ると、平凡で地味で、誰にも見向きされないような写真となる。
空の部分をトリミング、パノラマ風にカットしました。そうしないと、映り込みのビルのスカイラインに目がいかなくなるから。
浜離宮683-7 Ⅱ
モノトーンで撮影するとは、対象をよく見、観察し、写したい主題を意識してから、フレーミングして撮影しないと駄目なのではないか?と考えるようになった。ズームレンズはほとんど使わない。カメラに付けたレンズの画角を考え、対象を見ながら、最良の撮影ポイントを歩いて探す。撮影ポイントに入る前に、絞、シャッターをセット(決め)、立ったらフレーミングし、シャッターを切る。(デジタルカラーでも当てはまると思うが・・・簡単に綺麗に写るので・・・意識化するのは難しいのかも・・・連射で撮影し、後で選べば・・・ということになるのでしょう。)
優れた直感を持ち合わせてないので、小生の写真は、Try&Error。
また、写真を見るときも、「いいものは、文句なくいい。直感で分からねば」と言われても困ってしまう。検証できない直感を信じるべき??エビデンスのない言説は確信そのもの・・・・「確信は嘘より危険な真理の敵」 思い込みほど危険な考えはありません。
いいなと思った写真に出会ったら、隅々までよく見、観察し、どのような技法で撮影したか、どのような視点で撮影したのか、知ろうとします。写した人間の姿がはっきりとイメージできるまで。そして、この100年にわたる写真史のなかで、どのポジションにある写真か・・・思いを巡らす。
単にこの写真いいな、と思うより、そのほうが何倍もその写真を楽しめます。(味わえます)
写真って 面白いものです、知れば知るほど。
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  1. 2014/12/13(土) 23:08:29|
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Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

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