3時半過ぎになると、浦山渓谷は暗くなりはじめ、撮影が難しくなり、撤収、帰路に就く。
途中、浦山ダムと29番札所に立ち寄り、最後の紅葉撮影となった。

フィルムは、Formapan400に変わっている。
樹までの距離は2m位。紅葉部分にピントを合わせると、湖面の綺麗な波の紋様は消えてしまう。フィルターを外し、f:11/30秒、ピントを4m(NikonSPはフィート表示なので・・・12フィートあたりにする)にセットすれば、ほぼパンフォーカスになったのに・・・・その時は、そのようなこと考えてもいませんでした。ただ、光の波を追いかけて・・・いただけ。

枝にピントを合わせている。全ての葉にピントが合うほど、被写界深度があるわけではない。背景の湖面の明るい所に、紅葉が重ならないよう注意しフレーミング。波の輝きは消え、パッとしない。35mmか28nmmの広角で、絞を利かせて撮るべき構図でしょう。とは言え、この写真、じっと見ていると、左下から右上に連なる葉の並びに空気感を感じます。立体感があっていいなぁと密かに心の中では高評価。(臆面もなく老妻に尋ねたが・・・・評価は芳しいものではありませんでした。)

29番札所、長泉寺に着いた時、すでに日は山に沈んでいた。
手持ちで撮るとしたら、これが限界でしょう。さすがにフィルターは外しています。
仲間の自動車に送ってもらい西武秩父駅へ。午後5時20分?発の特急に滑り込みセーフ。
八時前に戸越の里の我が家に戻っていました。秩父、意外と近いところでした。
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- 2014/11/18(火) 10:26:42|
- Photo彩遊
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