FC2ブログ

本当に大切なものは見えない

古いフィルム・カメラで、ありふれた身の回りを撮っています。日常の中の一瞬を捉え、読み解く写真になっていれば・・・

Minolta Hi-Matic F を使うために

Formapan400を詰めて、露光のテスト撮影をしてみた。
絞、シャッター速度は不明なため、カメラのフィルム感度ダイアルを、ISO400,ISO200,ISO100に替えて、コダックのグレースケールを撮影。(3カット)
また、散歩に持ち出し、フィルム感度を、ISO400,ISO200,ISO100の三水準に変え、撮影してみた。
撮り終わったら、Formapan400の標準現像条件(ISO400対応)で現像し、ネガを調べた。
結果は、感度ダイアルを、ISO100に設定したものが、一番階調性が良かった。ISO400では、やはり2絞りほど薄いネガになった。
最悪、二絞り薄くとも・・・・画像を起こすことはできますが・・・・
Iso-100作例676-7 Ⅲ
ISO100に合わせて撮影したもの。ネガの肉乗りが適当にあり、トーンカーブで、かなり無理な調子を出しても、階調性に破堤なく、使いやすい。銀粒子もそれほど目立たない。
Iso200作例-676-10
ISO200に設定し撮影したが、カメラの露出計は暗い部分を拾ってくれたようで、適正な露光になっていた。
ススキが白く輝いて写った。
薄まで、約1m、ほぼカメラの最短撮影距離で撮影。38mmの広角レンズでは致し方ない・・・50mmレンズで撮りたいところ。
トリミングしてみた。
Iso200作例676-10 Trimming
レンズは、3群4枚のテッサータイプらしい。コーテングしてあり解像度もかなり高い。逆光に少しフレァーが入ったか、ススキの穂が滲んだように輝いていた。これなら四つ切OKでしょう。
ISO400作例676-20 Ⅱ
ISO400に設定し、撮影。舗道に落ちる影が面白く狙っていたら、都合よく日傘の女性が通り過ぎる・・・シャッターチャンスと、シャッターを切る。舗道を狙ったのなら・・・適正露光でしょう。
でも、女性を狙ったとしたら、二絞不足している。 悩ましいところ。これは、これで良いと思うが、階調性の豊かな写真を求めたら・・・・ISO100で撮影すべきでした。
Iso400狙うなら676-20 Ⅱ Trimming
影を狙って写すなら・・・こういうフレーミングにすべきだったのでしょう。トリミングしてみました。
「トリミング??」 写真上級者のかたから見ると、噴飯ものでしょう。「トリミングは救済処置、そんな安易な方法に頼っては駄目。ノートリが基本だよ。」 駄目だなぁという顔をされてしまいます。
でも、ネガのサイズ、35mmの1:1.5もあれば 6.6の正方形(1:1)、8×10インチの1:1.25 など様々。印画紙の比率からA判の印刷へ変わってきています。カメラの事情、印画紙の事情に従うより、どう表現したいかのほうが重要でしょう。
クーデルカは、EXperiment時代、ローライフレックスの6.6判ネガを、トリミングし、パノラマ風にトリミングしたり、一部を極端にトリミングし、焼き付けた作品を作っている。それが、彼の感性を、彼自身が磨く訓練になっていた。森山大道の「アクシデント」も、極端なトリミングして、新しい視点を写真に付け加えようとしている。(それは、成功していると小生感じた。)
撮影したネガを、トリミングし、新たな視点の発見をする・・・訓練には、いい方法だと思う。見て満足できるものに仕上がるなら、なおさらいい。
トリミングして、見栄えよくするのは、ずるいという思い入れが、特に写真上級者(アマチュア)にあるのだろうが、カメラアイの訓練ですから・・・と言い訳して、トリミングすべきものは、しています。
11月21日から一週間、クラブの写真展に参加しますが、一つはA3にプリントしほとんどノートリ。もう一つは半切にしました。半切だと、長辺はカットせざるを得ないし、しかし、作品として半切の比率が好いと判断し、長辺をカットしました。
印画紙に焼き付けていたころ、35mmフィルムでは、必ず長辺をカットしていたので、トリミングにあまり違和感を感じていません。デジタル写真の時代になってからですかね。
プリンターで印刷できるようになり、A系列の1:1.4の比率に統一されていく。35mmネガ比率に近づきました。それからノートリ至上主義の人が増えたのは?
スポンサーサイト



  1. 2014/11/08(土) 23:10:17|
  2. 写真の技法
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<一葉落ちて・・・ | ホーム | Minolta Hi-Matic F を使う。 試し撮りです。>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://alchemystsasaki.blog.fc2.com/tb.php/391-61ed2ccd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Alchemyst Sasaki

Author:Alchemyst Sasaki
Phone-Cameraの時代、フィルムで撮ることの意味合い、意義はあるだろうか?と懐疑的になっている。写真の置かれている場所・期待・求められているものが根底から変わってしまったのかもしれないと思っている。
それでも、もう一年白黒フィルムで遊んでみるつもりでいる。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

読み解く写真、心に残る写真を・・・ (116)
思い出の写真 (25)
遥かなる寧夏 (35)
新幹線の見える街 品川 (6)
フィルムの眼 (80)
レンズの眼、カメラの眼 (31)
デジタルカメラは記録機器 (13)
映し出された世界 (28)
水辺の光景 (18)
勝島運河 (16)
写真の技法 (146)
旅行・観光 (7)
ある場所、ある瞬間 (93)
デジタルで遊ぶ (29)
Silent City (8)
??? (21)
Street Photograph (26)
都会の景観 Tokyo (195)
Night walk in Tokyo (33)
散歩 (234)
猫、犬、鳥 (9)
白木蓮 (18)
黒い花 怪しい花 (53)
樹、草、花  (63)
桜  (118)
ひまわり (38)
竹林 (11)
八つ手 (9)
百日紅(さるすべり) (29)
オールドレンズの密かな楽しみ (33)
人物 ポートレート 踊り (35)
Photo彩遊 (27)
品川宿 (9)
その他  (31)

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR